この時期、高校の吹奏楽部はメンバーの入れ替えや受験（本番！）があるせいか、生演奏に出会える機会は貴重だ。
そんな中での、千葉県立船橋高校ジャズバンド部の演奏＠Vivit南船橋。
お名前はららぽーとなどでかねがね伺っていたのだが、タイミングが合わずこれまで拝聴できないでいた。
部名から勝手にいろいろと期待したが、ジャズ、というよりはビッグバンドを志向している、クラシック曲はやらない、くらいの感じ。
バンド形態を目的としているのか、一定規模より演奏人数を増やさない主義なのか、左右に常に「控えの選手」がいて、曲ごとに交代する。
まぁこの時期は１～２年生だけだしな、演奏メンバー。
そんなこともあって、曲によって演奏レベルにはかなりのバラつきがある。全体的にはおとなしい、というかこぢんまりまとまった演奏という印象。
ドラムも3人くらいで回していたようだが、経験者な立ち居振る舞いをしていたのは男子ひとり。あとの人たちはパーカッションが兼務です、という感じの叩き方で、俺には音量が物足りない。
他の楽器も含め、もっとやぶれかぶれな音（！）が混じった若々しさが感じられてもいい気がする。
その、他の楽器も何人かは明らかに経験者然とした感じの人が見受けられたので、今後部内での練習体制ができあがってくればまだまだ「大化け」する気もする。
3月には（3年生メンバーも加えて）定期演奏会があるそうで、今日の演奏もそのプロモート目的だったらしい。しかし会場は学校内だそうで、父兄でもない俺が行ったら不審者扱いで門前払い喰らいそう…。
俺自身にとっては、音楽がすっかり、自ら「演るもの」から「聴くもの」になりつつある。
