平日休みと、レジ打ちOJT

平日休みの常で、今日も寝ぼけた頭でメーラーを開いて、ラジオ番組にメールを送ってみた。
期待感にワクワクしながら聞く番組はまた、これまでとは全く違う楽しみ方に…読まれたっ!
ということで奇妙な達成感(?)とともに、午前中に安心して整体院へ行くことにする。
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因みに同番組とはこの整体院で初めて耳にして以来のお付き合いなのだが、院長には俺のラジオネームを教えていない(さすがに恥ずかしい)。
自動ドアが開いて院内に入ると、丁度消毒用アルコールを噴霧している院長、「粉塵爆発」のプランを語る(をい!)。
「そういうことは国会議事堂か都庁でやってくださいよ(笑)」
ゆうきまさみさんの漫画に出てくるマッド・サイエンティストの、「爆破は男のロマン」というセリフを思い出したりする。
支払いのとき差し出された院長の指が、俺の記憶ではかつてないほど荒れていて、頻繁な手洗い消毒のせいだと思うとなんだか痛々しい。

部屋へ戻る途中のコンビニで昼食の調達を済まそうと思ったら、折悪しく見るからに店内が「密ですっ!」だったので一旦何も買わずに部屋へ戻り、引き続きラジオを聴きながら久しぶりに部屋に掃除機をかけた。

かなりの前倒しで11時半頃には、東京都の今日の感染者数が報告されており、午前中のワイドショーが生放送でセンセーショナルに取り上げている様子もネットにあがり始めていた。
286人!
もちろん、過去最高記録を更新。
例によって「2週間前の感染者数」ということになるが実際、感染者数が減少に転じる要素が全く、思い当たらない。
新宿の劇場での感染に至っては、広く他県に「お持ち帰り」していってくれた奴らはもう完全に思考停止状態だったらしく、何ひとつ「自粛」なんてしてないじゃん。
劇場がやってたから(もう大丈夫なのだと思って)来ちゃった、ってこれはもう俺にいわせればパチンコ依存症の人たちと同じレベルの発想で、画にかいたようなパンデミック前夜な状況だ。
たまたまこの劇場での一件だけが大きく取り上げられているが、都内の芝居小屋、小劇場はいったい何軒あるのやら。

「Go Toキャンペーン」を予定通り実施、国民が一斉に越境移動し始めたら起こりうる事態の小規模モデルケース…として教訓にできる部分があるのならまだしもだが。
しかし今のところ、政府からは中止もしくは延期といった動きはない。
専門家の意見もいいが、実際の出来事からも何かひとつでも「学ぼう」などという姿勢が感じられない一方で、東京都の感染者数も発表時間帯が一定でない、というだけで、「数字も人為的な操作が可能」という印象を持ってしまうのも事実だ。今日政府が午後から開催予定のGo Toキャンペーンの実施検討会議(?)前に発表したかったのでは、という憶測もTwitterで流れていた。

昼食は今日も、スーパー内のベーカリー。
今日はなぜか総出ご出勤らしく、レジ周りも調理室内もスタッフだらけになってる。
コンビニや、同じスーパー内でもレジスタッフと違って、パン焼きが主務のベーカリーコーナーの方のレジ打ちは、ただでさえレジ袋有料化になって以降、ひと手間増えた段取りに混乱しているようだ。こちらの目論み通りスムースに流れない。
俺としては、

  1. 商品をレジ・カウンターに差し出す。
  2. レジ打ちしてもらっている間に、財布から概算分の現金を取り出す。
  3. 消費税込みで確定した現金を、カルトン(釣り銭トレー)に置いて支払う。
  4. レシート、釣り銭が出てくるまでの間に、自分のカバンからレジ袋を取り出して、商品を(その場で)袋詰め。
  5. レシート、釣り銭を受け取って退店。

というのが理想的な無駄のない流れだと思っていて、部屋や職場近辺のコンビニでは今のところまず間違いなくこの流れでいけてる。
しかしながら現実には…

  1. バーコードのついていない商品をレジ画面上で探す(その間、合計金額が確定しないので、こちらは財布を握ったままフリーズ)
  2. カルトンはなぜかビニールカーテン越しの先方の手元にあって、現金が置けない。
  3. 「カードやサービス券はお持ちですか?」のセリフ…このタイミングで?
  4. レシート、釣り銭が出てくる間も、肝心の商品が先方のお手元にあってビニールカーテン越しなので手が届かない。
  5. 「シール貼らせていただいてもいいですか?」…は、はい。
  6. ようやくレジ袋に詰めているタイミングで、レシートと釣り銭を手渡そうとしてはっと気づき、カルトンを探す…。

といった具合に毎度なってしまい、さながらレジ実習に付き合わされているような気分になる。
…まぁ幸い、後ろに人が並んで待っていたわけでもないし、ゆっくりやろうよ。
それでも俺の顔は憶えてくれたらしく、「いつもありがとうございます」のことばには気分よく店を出た。