振れ幅。

今週、上司と俺とで厳選を重ねて購入に踏み切った鍵付き書類キャビネットの納品は、今日の午後になった。
設置にあたっては上司から、同じフロアの部署には事前に丁寧な根回しを行ってきたはずだったが、設置が終わった段になって別部署のチーフが
「通路に圧迫感がある。危ない」(危ないのは日頃から事務所内を走り回るお前の行動の方だろ!)。
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「今後、こういう場合はこちらにも事前に知らせてくれ」
などと、その場に上司もいるのになぜだか俺に対してすごい剣幕で。
俺は先日の引継ぎをゴリ押しされた件もあり、ハナから無視を決め込むつもりでいたところなので、いつものこととしてまともに相手にしなかった。
というか例によって相手の立場を全く考慮に入れないいい方が、いちいち癇に障る。個人の働きを労うことばは、この人の口から出たことがない。
こちらの事務所内のことはこちらのことだ。購入に際しては設置場所から購入手続きに関してまで社長の稟議も取っているので、いちいちコイツにお伺いを立てる筋合いではない。
事前に相談が欲しければ社長に直接そういったら?

後で別件で来た、チーフと同じ部署のまだしも「俺たちの日本語が通じる」スタッフに、上司が事情を訊いたところでは、上長に「(むこうの上司に)きっちりといってやりましたよ、親分!」みたいな、時代劇の岡っ引きのようなやり取りになっていたという。実際にはウチの上司には顔もむけられず、専ら俺に対してのことばのみだったはずだが。

これはアレですか? 
俺を遣り込めると社内で「ライフステージが上がる」とか、そういうサバゲーですか?

「私(だけ)は知らされてなかった」ってもうその発言、はっきりいって被害妄想としか。
それでなくとも今日はウチの上司、朝から大変虫の居所が悪かったもので、少しの間、俺と「さっきのアレ、何?」みたいな愚痴大会があった後、所用を作って「今日はもう、事務所に戻らないかも知れない」といい残して外出された。
「俺も今日は、15時休憩で上がっちゃうかも知れません(笑)」と同調すると、なんと「今日は上がってもいいよ」との許可までいただいてしまう。
まぁさすがに隣の部署のスタッフの手前、定時までは電話番的に事務所にいたわけだが。
その15時からは久しぶりに「正規職員さま会議」が緊急招集されたようで、先ほどのチーフが開催をふれ回っておった。
今日は手短に、30分かからずに終えたようだが、さっそく何か(反抗的な態度の職員へ)の、対応策協議だったり。

上司は16時過ぎに結局戻られて、俺に日本橋「小洞天」というお店のしゅうまいを買ってきてくださった。
前職の頃によく食べに行っていて、とてもおいしかったんだそうだ。
わざわざこのためだけに事務所に戻られたようで、却って恐縮…。

帰りの東西線に乗ってからも、なんだか先ほどのやり取りを思い出してしまい、日頃は非暴力を標榜している俺も今回ばかりはさすがに、一方的にいわれるままにせず、胸倉のひとつも掴みかかってやればよかったか、と生まれて初めて(暴力的なことを)考えた。
社会人何年やってるんだか知らないが、全く基本姿勢がなってないんだよ。正直、同業であっても他社で使いもんになるとは全く思えない。
アンタの半分だか3分の1しか給料もらってない俺に、アンタの職業訓練までやらせるつもりか。
どうやら本気で怒らせたなー俺を*1

モヤモヤした気持ちの持っていき場がなくて、体中の穴という穴から何かが染み出してきてしまいそうだったので、換気をいい訳に電車の窓を全開にすると地下を突き進む轟音に負けじとヘッドフォンからの爆音で抑え込むことにした。
最近買ったばかりの*2エクストリームのCDアルバム、期待通りのエレキギターの爆音。
それが中盤、不意におさまったかと思ったらアコースティックギターを伴奏に男2声のシンプルなコーラス、という曲が流れ始めた。
偶然にも以前ラジオで一度聞いて以来、忘れられず強く印象に残っていた「More Than Words」という曲が収録されていたのだった。俺の中で何かが「繋がった」気分、悪くない。
それにしても多才なバンドだ。このCDはアタリだったな。

ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティ

パソコンからでもBluetoothスピーカーを鳴らすことができることに気付いちゃったので、帰宅してからも同じく最近買ったイーグルスのCDを鳴らしている。 ワイヤレスなので遮蔽物がない限りスピーカーだけをひょいっと持って自分の行動に合わせて移動すればどこでも音楽。夕食後の洗い物をしている脇に置いて、また入浴中もWalkmanからだけでなくノートPCから音源データを送ってやることができて、大変快適(いまさらかっ?!)。
驚いたことに、間に押入れががあってコの字になっている机上のPCとバスルームの間でも、恐る恐る持って行ってみたが接続は切れなかった。

Hotel California (2013 Remaster)

Hotel California (2013 Remaster)

  • 発売日: 2013/06/25
  • メディア: MP3 ダウンロード

今日の夕食は、一昨日あたりにラジオ番組で聴いた内容からヒントをもらって、とはいえ同じものを作れるほどの才能(笑)と記憶力がないので、夏野菜「風」カレーにしてみた。
なんのことはない、いつものように「魔法のカリーポット」を使うのだが、こちらにはひき肉とカレールゥ、水少々(だけ)を入れて、レンチン。
スーパーで買ってきたカット野菜はフライパンで別に炒めて、昨日残った冷飯にカレーと、炒めた野菜を後乗せするだけ、という横着メニューだ。例によって包丁すら使わない。
それでもズッキーニとトウモロコシの芽が入っていた(ほとんどキャベツだったが)ので、なんとなくそれっぽい感じになった良し。
因みに料理ブログではないので、写真は今後も一切載りません悪しからず
m(_ _)m

「快」も「不快」も、
「幸せ」も「不幸」も、
どうやら同じ場所にあるわけだがしかし、振れ幅のこれだけ大きい毎日は、とっても気疲れする。
「快」と「幸せ」は、主体的に働き掛けないと他人に分け与えるところまでいかないし、
常に積極的に受け取れる気持ちでいないと、そも与えられていることに気づけないもの、らしい。

この週末は天気も冴えないようだし、買い物も控えてできる限り自宅で過ごそうと思う。

*1:幼少時にいじめを受けた経験のあるヤツを敵に回すと、もれなく陰湿だよー。なにせ「手かず」が豊富だからな(笑)

*2:新譜買いなんて、もう何年もしてない…専ら中古CDだよ