たとえ本番の回数が減る結果になっても

一回一回のステージの完成度を上げていくことが大事なんじゃないだろうか。
そんな思いもあって、本番前にはひとりになって、異常なまでに自分を本番モードに追い込んだりしちゃうわけだが、ここんとこの本番続きで、逆にそのことで鍛え上げてきた人たちと出会う機会が増えるにつれ、それがなんであるかはわからないが、回数をこなすことでしか見えないものもあるのではないか、とやや宗旨替えしつつある。一度の本番は、10回の練習に相当する、なんてことばもある。・・・演奏に臨んでいる自分を変えてくれるのは、自分の内に今現在持っているポテンシャルだけではなく、自分の外から受け取るものも、あるのかも。