アカパラ

いざ、本番。
始めてワイヤレス・マイクでの演奏だったので、「魔法の黄色い靴」では当然のごとく、客席に降りるよそりゃ。でもって最高音がスカーンと・・・すっぽ抜けちゃったわけだ・・・調子に乗りすぎました(TT)。
しかも「魔法の黄色い靴」でのリードから、「悲しくてやりきれない」のコーラスに回る間にMCがないのは大誤算。声の出し方に切り替えが間に合わず、辛かった〜。
「花村」さんは、今年2月にご一緒した「多作」でのライブ以来だ。そのときのDVDをいただいていたので、その後繰り返し見ていたのだけれど、今回は曲の幅が広がっているのに、どの曲を歌っていてもはっきりと、自分たちの「色」を出せるバンドになっていて、頼もしかった。自分のことのように嬉しくなってしまう、こういうお互いに刺激しあえるバンドがあるっていうだけで、また歌い続けていこうという気持ちを新たにする。音楽活動を続けていくことの幸せって、これに尽きるよな。
今回は「花村」さんのレパを借りての合同演奏を最後に。
寄る年波での暗譜やリズムの組み立て方など、試行錯誤したけれど、お客さんからの評判もよくて、ひとまず安心。なにより歌っている側としても、普段なら自分のバンドではレパになりにくいような曲調なので、楽しかった。
終演後は、何はさておき水分補給、というかビールがうまいっ! あまり勢いよく流し込みすぎて、ウチアゲに移動する前に顔まっかになってました(あまりに美味くて・・・銘柄きいとけばよかったな)。
客席での着座の余裕具合といい、音の鳴りの感じといい、本当にくつろげる、いい会場だった。東京にもあるんだろうか、こういう場所。