昼食

川名から徒歩約5分、ダン渓通り4丁目の交差点にある、その店の名は、


・・・店の名前につられて来てしまった。
昼時で混雑する店内に入るとカウンター越しにいくつもレンジがあり、その上で土鍋がいくつもグツグツ。一組並んでまっていたので、5分ほど入り口でまって、相席のテーブルに通された。ほどなく運ばれてきた、みそにこみうどん。

ガイドによると、煮込む直前に麺を切るとか。しいたけの香りほのかな、赤だし味噌の味わいと、煮くずれしていない固めの麺は、俺のストライク・ゾーンど真ん中。この前のきしめんより好み。ぜひまた、立ち寄りたい。これだけ名駅から離れていると、多分バンドの仕事だったりすると寄れそうにないが。
隣の席ではオバサン連中が、西武新宿線がどうの、池袋線保谷がどうのといっている。やはりヤツラ*1のお陰で、相当名古屋外の人間が立ち回っている、らしい。
満腹満足、となったところで、同じ道は取って返さない、という旅先自主条例に則って、桜通線・桜山駅方向へ歩を進める。まだ気温は高いが秋空が広い、住宅街の広い通り。
一旦、先日ライブをやらせてもらった今池を経由して、名古屋駅へ戻り、帰りは遅くなるので、東京の知り合いへの土産を買う。「名古屋嬢」や「うまいっ手羽」など、相変わらずダジャレ商品のオンパレードが楽しい。サープラスショップのある大須観音へも足を伸ばしたかったが、時間的余裕がなさそうなので、再び桜通線に乗り、久屋大通へ。
会場は栄だが、一日中だらだら混雑していると思われる東山線を避けるあたり、俺の名古屋度も上がったとは思わない? といったら、後の飲み会で花村さんに、「このまま名古屋に残ったら」ともちかけられたのが嬉しくてつい、「じゃ、にのみさんが俺のかわりに東京へ」、とか・・・。3rdはそれでもいいかもしんないけど(いいのか?)、仕事はどうする仕事は。
話が一気に終了後になってしまったが、久屋大通から栄方向へは、テレビ塔オアシス21といった人造ランドマークを眺めつつ、移動。今も叔母の住むロスと名古屋とは、1959年から姉妹都市だとのことで、ロサンジェルス広場というものがあったりする。

ほどなく栄広小路の、今日の会場着。今回は迷わず、時間も余裕を持って。なにせ前回は、迷子になりにのみさんにキャッチアップしてもらったという前科(!)がある。
内々の勉強会というのが趣旨とはいえ、熱心な花村さん達のこと、多分ぎりぎりまでリハに余念がないだろうと、留守電にちゃんと名古屋に着いた旨、メッセージを入れてから、10分ほど近くの喫茶店でアイスティータイム。
ガラスの外を通り過ぎる人たちをみるともなく眺めていると、ここまでにことばを交わした(といっても道をきいたり、売店だったり)名古屋女性は、鼻筋の通った、目元すっきり系の美女が多いな、という印象。
やがて時間になったので直接、カラオケボックスの一番広い部屋。前回6月に名古屋出演の際、練習でも使わせていただいた場所だ。多勢に無勢、というか堅苦しいのも苦手なので、ついあいさつもそこそこ、という慌しさになってしまう。