別に誰が聴いているわけでもないのだが

ひとりでだだっ広いスタジオに入ると、ドラムセットを前に最初の一打、とってもプレッシャー。この防音室の静寂を、一打で打ち破らなければ、みたいな。慣れてくるとすぐ、練習モードに切り替われるんだけど、近所のスタジオの利用会員証を期限切れにしてしまうくらい、長いこと(個人)練習してない。
久しぶりなので欲張らないで、テキストのプラクティスでもひとつずつこなしますか。道々ざっと目を通した教本に、付箋をつけておいた、んだけど・・・。バスドラが裏を叩くパターンで、ついに自分の不安定さが許せなくなり、なんとか直そうと試行錯誤。スティックを短く持ってみたり、手首の返し具合を変えてみたり。苦労の割には簡単に聞こえるパターンなのが、さらに腹立たしい。単純な繰り返しでも長く叩けば叩くほど、集中力が切れてきたりして。教本付属のCD音源のテンポ105、は無理としても、メトロノームは100にセットしてあるのに、どんどん置いていかれる(汗っ)。