いみじくも

終演後、うら若き女性に「緊張しぃなんですか?」と訊ねられたから、(なんでバレた?)と思っていたら、「既に一杯、引っ掛けているのかと思って」とのおことば。緊張から赤ら顔だったんですかね。間違っても俺に限って、それ(酒)はありえないんだけど・・・声が出なくなるか多分、寝ちまうから(爆)
終演後はこのように、好意的な声をかけてくれたこのカップル、実はとんだ今夜のコマッタちゃんで、一番前のテーブルに居やがって、もちろん演奏目当てでない一般客。既にしたたか酔っていらっしゃるご様子の声高な会話に、気を取られたゆたかさんから丸々2小節を奪い去るなど、多発事故の元凶に。「満月の夕」の演奏が終ったタイミングでは、「ウザい」。もちろんこのおことば、おふたりの会話内限定だったのだけど。サスガに周囲の空気が血色ばんだのを察したのか、これ以降しばらくは、声のトーンが落ちたようだったが・・・。
これとは別に、「悲しくてやりきれない」の演奏中は、後ろのテーブルに今まさに置かれた鉄板焼きの音が、「ジューッ」。あ〜、腹減った、などと曲とは全く別世界になってしまったアタマの中。ある意味、これ以上ない、「ひもじくてやりきれな」さが、演奏内容にどれほど反映されていたかは、不明(;^^A
全く、いろいろあるね本番は。