このところの本番続きなスケジュールのお陰で、本番に臨む気分が重くならないのはいいことなのか、悪いことなのか・・・どっちにしたって、一度出してしまった音はカタチとしては(俺の手元に)残らないから、こうやって思い返して、せめて文字に残そうとしたりするわけだけど、翌日フツーに仕事場なんかに行っちゃうと、虚しいことこの上ない。荷卸症候群、とかいってみますが。
ここ数ヶ月はありがたいことに、プロ並みにスケジュールが回っているので、これは致し方ないか。こういう感覚がプロっぽくなってしまうのも。今後はもう少し、客席の反応に目を配れる余裕が出てくるといいかな個人的には。


井沢彩萌さん。
自分たちの演奏以外で、ゆたかさんが録音機に手を伸ばしたの、一緒に歌い始めてからは初めて見た気がする。ツボだったようで。
そういえばcure*mで、ドラムまでいるフル・バンドの演奏を聴いたのは、初めてだったかもしれず、俺を含めたメンバーもそれぞれに気にいったようで、また楽器バンドもやりたいねぇ〜話が再燃したりした。
往年のシュガーベイブみたいな、懐かしくもすっきりした音に、ちょっとハスキーな女性ボーカルは、チャラ姐さんのようなちょっと不思議な世界、という印象。最後に歌った早い16ビートの曲では、フュージョンっぽいタイトなリズムがかなりかっこよかった。
またいつか、ここでご一緒できるだろうか。