もう一年も経ちやがったのか、あれから。

健康診断の、受診希望調査票がきた。去年は総務担当者の顔色を伺って、申し込んでおきながら後でドタキャンしたやつだ。
申し込み書の記入例によれば、自分の名前部分に、2本線を引いて提出すれば、細かいことを書く手間もはぶけて、このハナシ、終わるんだが。
何だかやたらと、「生活習慣病」ということばが書面に踊っているが、「習慣」が病気なら既に立派な病気持ちだ。
さりとて、以前のように仕事に支障をきたすこともなし。そういう意味では健康体。
アレルギーはどういうカテゴリーになるのだろう。カラダに悪い、ジャンクフーズばかりを摂るという行為自体は、もちろん生活習慣病の範疇だろうが、それがアレルギー体質のヒトにとってはさらにハードルが低く、「ジャンク」認定される食物が(健常者より)多くなっているはず、だが。

さらによく書面に目を通すと、予め定まっている国の税金(予算)枠での実施なので、希望者が多い場合は先着順、とか。俺よりも検診にふさわしい人たちは、職場を見回せばほぼ俺以外・・・。
それにしても、総務担当者の困惑する顔が想像できてしまうので、躊躇してしまう。
今回もまた、申し込んでおいてキャンセルすっかな。病院の受付相手に電話するのは、所詮知らない相手なのでハードルは低い、
っと・・・どうしようか考えることにエネルギーを消費している自分が馬鹿馬鹿しくなり、結局一番手間のかからない記入例だった、「二重線」を引くだけという方法を採択、提出した。この際、どう思われるかは問題じゃないぜ。
太く短く、いきまっしょい。