今回は

アカペラを聴きに、というこころ積もりは全くなく、Real Blendがエントリーしていることは、ノーマーク。タイバンを事前にチェックしないで来ちゃった、という手薄な状態だったわけだ、俺。ある意味、ラッキー。
男声4人、女声一人の編成だが、これでボイパがなければStuckっぽいな、とか不遜なことを思ってしまった。もっとも、ボイパがなければ、並み居る猛者楽器バンド達の間で、とてもじゃないが勝負にならなかっただろう。
Stuckについては最近でも、とっくに過去帳バンドだというのにだんちゃんのブログで、ありがたいことに「印象に残っているアマバンド」として名前を挙げてもらってたり、個人的にもHDレコーダ購入を機に、当時のビデオをDVDに焼きなおしたりしていたので、何故かここんところ別れた女房のごとく、当事者としてこころにちくちくと思い出す機会が多くなっているわけだが。解散が2004年なので、もう2年も経ちやがりましたか。
当時のメンバーにも伝えたことはないが、結成当初の個人的隠れテーマが、ボイパなしでどこまで、客席の手拍子を呼び込めるか、だったりする・・・そういう時代だったのね。
その後、メンバーと実活動を続けるうちに、いろいろと欲が出てきたりして必ずしもそれだけじゃなくなってしまいましたが・・・変拍子もやっちゃえ、バラードもできるじゃん、みたいに。

あの、結成当時の自分を、とってもインスパイアされた。今夜、全てのバンドの演奏を聴き終わって。
自分にとっては、やればできる、って感じられることが大事でして(だから、何をやっても中途半端になっちまうんだけど)。ハーモニーの厚みは、もちろんアカペラの醍醐味のひとつとして、バラードも歌えばリードもやるし、盛り上げようと思えばそういうのもできるよ・・・という。