終演後の、評価。

もも神(とその周辺)からは、ステージ上でメンバーに話題を振っておきながら、相手が話し終わらないうちに自分がしゃべりだしちゃうという俺の悪癖に対して、「滅多斬り」とのお褒めの称号(?)をいただいた(^^; そりゃそうだ、話題に乗りかかったところで会話を一方的に中断されちゃ、俺が逆の立場でもひとたまりもない。
だからいわんこっちゃないのだ。これがStuck時代から関係者に有名な、「阿仁を放し飼いにしてはいけない」という状況だ。
ひとりだけ頭の回転が、トップギアに入っちまうんだよな。日常も、ハイテンションになることに慣れている人ならば、恐らくどんなに緊張している際にリフを入れても崩れないドラマーのリズム感のように、こういうとき、自分をコントロールするのは容易いのだろう。そういう意味では日ごろから、嬉しい、楽しい、大好き(?)といった、自己肯定的な感情を表現しなれている、自分の感情に素直な”振れ幅”を持っている人なら、こういうときも慌てないのかも知れないな、と終った今になって思ったりする。
そういえば各コーナー6曲の30分という計算だったのだが、直前の通し練習でも、MC抜きで淡々と6曲歌っただけなのに時計を見たら30分過ぎていて、全員が「あれ?」、となったのは、なんだったのだろう? 
あの時、俺たちの周りだけ、宇宙空間とは異なる速さの時間が流れていたとでもいうのだろうか。
客席に居合わせていた母と妹からは、割と普段、家にいるときの自分同様の多弁、だったという感触だったので、本人のバタバタ感ほどではなかったらしい。
ま、素人としちゃ、こんなもんだろ。こうして新たな別人格、“シカイヤ誠”(知ってる?)のデビュー戦は無事(?)終了。
それではまた来週〜、じゃなくて次は「結成10周年記念ライブ」まで。