本人が一番びっくりしたのは

2日もこの無人環境で、マイペースで仕事していたら、気分がすっかり軽くなってしまったことだ。
つい先週のある日なぞは、仕事場に行くのが苦痛で、朝、腹に差し込みがあるくらいだったのに。やばい、どんどん人間嫌いな暮らしに・・・。
とはいえこれが、正しいギロッポンの暮らし方、といえなくもない。外では男女の諍う声が、昼間より間近く聞こえる。そもそも夜間人口の方が多い界隈。
3日目の今日は、食欲減退。何を見ても美味そう、と思わなくなった。
一方で、通常ならうまく運んで(夜)7時くらいに終わる、という仕事量が、(夜10時に始業しても、朝)5時には終わっている、という集中具合。
残業は後ろにはみ出すのではなく、前もって仕事量を推し量って前倒し(22:00始業が、18:00始業、とか)になっているのも、何かと好都合。
ここまで文章で書くと、とんでもなく酷使されてる職場のようだが、今回の顛末は好き勝手にやっちまってるだけなので、本人は意外と充実感一杯、だったりする。
唯一困ったのは、真夜中にピアノを弾いて歌おうとしたら、全くカスカスな声しか、出なくなっていたことくらいか(ヲイヲイ)。
全館無人のこの巨大な「コンクリートジャングル」内、会議室の長イスに倒れこむ朝の5時。仮眠。そして冒頭に戻る。
「ひとり刑泥」とか、やってもよかですか?(なんじゃそりゃ)
こんなに恵まれた事務所環境も、あと数ヶ月だと思うと、ちょっと物悲しさも、あるわけですが。
昼夜逆転職業の代表格である、警備員を生業にしている友人のことを思い出した。元気にしてるかなぁ。
階段の上り下りで足にできたマメをかばって、歩いていたら、足首が痛くなっちまった。結構、満身創痍。
さて、来週の勤務時間は、どうしましょ〜かねぇ。