ノミの心ぞうさんの演奏

インストっていいなぁ。
楽器を操る姿って、何気ない素振りがとってもカッコよく見えたりする。アドリブ・パートの受け渡しとか、リズムのズレの修正とか、その場でアレンジの調整まで(これはもちろん、本番前)、ちょっとした声の掛け合いがすごく、「音楽してる」って感じ。翻ってアカペラはというと、まさかに歌いながら声をかけられるわけもなく・・・口はひとつしかないもんで。余裕があれば、互いに目線で指示くれあったりすることはあるんだけど、往々にして何をいいたいのか伝わらず、演奏中なのに不信感だけが芽生えたりして・・・(^^; 
こんな「演奏側の真実」も知っていると、生演奏のアカペラがちょっとは楽しめるでしょ(やや自虐的)。
歌う側が座っているの図、というのも場によっては失礼に見えかねないので無理があるが、その点もギターのような弦楽器だと、楽器抱えて座っている姿の方が自然だから、こういう場所では自然と目線の高さが客席と同じになったりして、MCも親密感を出しやすいみたいだ。