ペンギンの、2007年初本番

今夜の選曲は、メンバーそれぞれが演奏を希望した曲の寄せ集め、という珍しい形態。なので、途中ステージの流れがちょっとちぐはぐになるのは、まぁ仕方ないとして、何故か日頃唄っていない曲ばかりが並んじまったもんだから、それでなくとも結構不安な本番。
この店での常連さんたちからは年明け、「便り」がなかったので、今日は一般客のみか、とある種の緊張感も伴いつつお店へ入ってみると、なぞの団体さん。同世代か少し若い人たち。会社の同僚、にしては、みんな演奏中はちゃんと聞いていてくださるし、何かのオフ会か? などとこちらの想像だけがふくらむが・・・終演後に伺ったところでは、「琴の師匠とそのお仲間」だったそうで、なるほどの音楽関係者。演奏中、行儀よくしていただけたわけでした。
しかしやはり、通常我々が相手にしている方々とは反応が違う部分もあり、演奏の合間の客席でのコメントがいちいち気になったりする・・・「わぁ〜、ドレスアップしてる」(リハとは違うカッコで出てったからね)、「ソレ、何ですか?」(ピッチパイプのこと)、から、「ベルトした方がいいんじゃないの・・・」にいたるまで。
もちろんお褒めのことばもたくさんいただきました。
せっかくの機会だから、「アカペラってこんなんなってます」くらいのことは、演ってあげてもよかったのかな(余裕なかったけど)。
それにしても通常、開店と同時に始まる飲み会はせいぜい2時間がいいとこなんだが、3ステージ、つまり最後まで全ての曲に耳通し(?)いただいてしまい、恐縮至極・・・祝・新記録樹立です(この残留人数は)。
演奏自体は、最後の最後でさすがにちょっと、テンパった曲もありましたが。
この、会場の好意的な雰囲気にすっかり調子づいて、最初のマイクチェックの際にお聞かせしたのが今夜の最終曲だったこともあり、これで終わるのもナンだろう、ということで、「青春の影」を押し付けアンコール(勿論、潤哉さんの機転)。あったまるだけ暖まっていた俺の喉は、久しぶりに五線上のGが楽々、という好調ぶり・・・たばこやめてるせいもあるか。
・・・実はカップルの方が客席にいらっしゃったら、申し訳ないこの選曲。
俺の「青春の影」は、必ず別れますから(実証済(^^;)。