帰りのトラブル

さ、気持ちの切り替え切り替え。
ようやく明日のペンギン本番に意識を向け、暗譜用MDをループ聞きしながら渋谷へ帰ってくる・・・井の頭線のホームがヒトだらけ。
この時点では改札口にも電光掲示にも、何も情報がなかったので、「花見客か」くらいに思っていたが、一向に入線してこない電車にいらだつころになってようやく、「高井戸と浜田山の間で人身事故」というアナウンス。
一刻も早く帰りたい気分の上に、疲労性短気になっていたので、パスネットを持っているにも関わらず間違って買ってしまった切符を、駅員のいる改札に叩きつけて出てくる。ここでようやく、昼から何も口にしていないことを思い出したので、松屋でカレーを食う・・・今日のパーティの食材、いくらかかったんだっけ。いよいよ食に対する執着心もなくなってきたよな、俺。


胃が膨らんだだけで少しは腹立ち気分も落ち着いたが、今度はパスネットで入ったホームで、さっき駅を出るときには「動き出した」とアナウンスされていた電車がまた一転、不通だという。すわ別件か、というほど現場の情報が錯綜している。JRならこの状況はわかるが、これは京王らしくない。いよいよ他の鉄道会社同様、仕事できるヤツがリストラされすぎて、現場にいなくなってしまったんじゃないのか。今度はパスネットを自動改札に放り込み、「発駅出場」(わかってるってば!)という画面表示とともになぜか閉まりやがるゲートに膝蹴りくらわしての、無理やり出場。
この際、電車はアテにならない。この時間の山手線の混雑は、考えただけで憂鬱だし。
終バスが出てしまう前に、どこかもっと郊外の駅へ出なければ。丁度発車待ちしていた中野行きのバスに乗る。すでに深夜バス(運賃倍額)だが・・・みろ、駅で情報に右往左往させられているうちに。
空いているバスの車内では、バスの座席ってこんなにすわり心地が悪いものだったのか、というくらい、全身筋肉痛の身にこたえた。それでも立っているよりは相当マシなはずだが。
結局、帰宅は午前様だ。明日へ続く。