シュレッダしゅれっだ、らんらんらん♪

うちの事務所のは旧式だが、かなりの大型。
刃をいたわりつつ、紙を一枚ずつにばらして書類を放り込む悦楽・・・にしても、無秩序に留められたホッチキスには閉口する。中には、2枚を綴じてからその後の経過を綴じなおしたものもあり、ご丁寧に上下で留めてある書面が出てきたりして・・・袋とじかよっ! っつーかこの直感的な(?)綴じ方はアイツだな、などと。どうやって読むのコレ、と突っ込みどころ満載。
その綴じヌシの性格を俺が知ってるせいか、ややもするとヒステリックに見えちゃう太ペンでの指示書き込みとかも、今見ても全く要旨がわからなかったり。

そういえばカンケーないが、俺が知ってる限り、女性ってあまり機械にやさしくないような気が・・・(偏見?)。
PCにしても、日頃からろくに、デフラグも「ゴミ箱」を空にもしてあげないのに、パソコンの動作が遅いと、せっかちにマウスをクリックしたり、叩いたりとか(これは本体でなくEnterキーね)。自転車なんかでも、ギアが油で潤ってるのは見た事がない。

やがてシュレッダ投入書類は、パソコンがなかった時代の帳簿とかが出てきたりして、おお、古生層(地層か)。もちろん全て、手書き。今でもわざわざパソコンに向かってなくても、その方が早いんじゃないの? という人、ウチの事務所にもいるし。一生懸命Excelで連絡文書作ってたり、ワードで請求書を作ってみたり。何でもかんでもパソコン打ち出しの文章でなきゃいけない、みたいな風潮は、正直なんとかならんかな、と思う。誰かがはっきり強制している、という風ではないから、これがまた却ってタチが悪い。

そうして自分のシュレッダ作業が終わったので、受け箱のゴミをビニル袋に移し変え終わった途端に、「シュレッダ貸してください」って来る・・・のは、いつもの部署か・・・。まぁそんなに大した量じゃなかろう、と思っていたが、終わられた後で受け箱を覗いてみると・・・ちっ、やられたぃ(もう満杯!)。
その点、もうひとつの部署さんは、借りるにつけて何が必要か、事前に相談に見えた上で、「別にいいですよ」といってあったのにゴミ袋持参で作業して、自分たちの分のみならず、先に残っていたはずの、うちの事務所の分までお持ち帰りになられた・・・「気働き」って、こういうことをいうんだよな、きっと。
いろんな人たちが出入りする職場なので、ほんの些細なことがとっても参考になる。