そうして

午前中で全てのトラックが出て行き、急にひっそりとしてしまった館内は、六本木の真ん中で異次元空間にでも迷い込んだよう。
昼食をコンビニ弁当でノロノロと取り、ようやく本来予定していた作業に着手できたのが3時過ぎ。外はさっきまでの晴天が嘘のように真っ暗な、雷雨になっていた・・・新事務所での荷卸しは、無事に済んだのだろうか。
ついに冷蔵庫に隠匿してあった梅酒に手を出すことにした。
昨日からなぜか、右上の奥歯が痛い(心労?)。

吐き出さずにはいられないのに、どうやって吐き出していいのかわからない、壊れそうな気持ち。誰かと話してでもいないと耐え難い辛さなのに、気持ちが塞ぎすぎてヒトと顔をあわせたくない・・・いよいよ壊れるかな、俺。
施錠巡回で、午後から三々五々出勤してきた、まだ残っている他部署の人たちと、いつも通りのことばを交わせたのが少し救い。