カウントダウン

昨年の12月から続いてきた外部会議、文字通り「鶴の一声」とか「神の見えざる手」とかいうヤツで、解散を余儀なくされている。
残る回数ももう見えてきて、建設的な議論など出そうもないこの段階、なのにこの人たちは、みんなでここまで作ってきたきっかけを大事に思って、今後も活動だけは独立して、続けてくれるという。
その帰り道。
たまたま同席していた「新」専務に誘われて、駅の反対側の喫茶店にご案内した。
本部の経理担当者もずっと不思議がってたという、俺の給与額の件だった。
「上司から、何か伝わりました?」と思わず聞き返してしまったのは、上司もずっと、機会あるごとにかけあってくれるといっていたから。
「今の状況ではもう誰も、阿仁さんが非常勤職員だといっても信じないと思うし」
こうなっちまった経緯は・・・元専務のほうにあるんでしょうけど。
自分の今の生活についても、かようにだらしないままの俺。
それにしても
なんなんだこの、もやっとした気分は。
昇給なんだぜ、もっと嬉しいはずだろフツー。
まぁ今までことごとく、こんな話があるたびに裏切られてきたからねぇ。
人生は結果だけ、いただいときましょ。
無用な期待はしないこと、それが日々を楽しく過ごすコツ。