俺寄練at上野

この後、別の練習が入っているFUNEの都合に合わせ、10時から、場所も初めて、あぁ上野駅
俺はご存知のように低血圧なので、この時間帯はまだ寝ぼけており、京成線一本で上野に乗り付けられたものの、車内爆睡。さらには名古屋遠征を視野にでっちあげた新しいアレンジ譜を、プリントアウトしてくるのをすっかり忘れていた。
経緯を細かく書くとかなり面倒くさいのだが、ともかくもアクシデント続きで「縁」が薄い、となると、自分で書いたものとはいえ、俺ひとりだったらすっかりモチベーション喪失、間違いなくボツる。
ところが今回は、前もってメールで投げておいたものに光法が興味を持ってくれていたようで、他のメンバーも、ためつすがめつ、なんとか俺のモチベーションを引き戻してくれた。やはり自分以外の「人格」がそこにあるバンド活動とは、ありがたいものだ。

久しぶりのアレンジ作業自体は、先週の職場でのショッキングな事態を受けて、弱っている自分の心をいっそ昇華してしまえ、という、ややヤケッパチなモチベーションに基づくものだが、内容が珍しく慣れない「お笑いネタ」にしてしまったために、頭のリミッターを外して書いているので、コード進行すら無視(!)した「力技」な、荒っぽい仕上がりになってしまっている。果たして、人前での演奏がどういう結果になるのか…それを冷静かつ客観的に推測できるだけの余裕は、今の俺にはない。アホなことに真面目につき合わせちゃって、すまん。
しかし、音符が実際に声の集まった音になる瞬間ってーのは、何度立ち会っても病みつきになるよな。
そんなわけで、いつになくちょっと険悪な雰囲気でスタートしちゃった今日の練習だったが、4人揃って昼食に、駅前の中華料理屋へ入った頃には、すっかりいつもの雰囲気に戻っていた。専門的に「フォロワーシップ」、というやつだ。
しかし、この場での紙媒体での入手は早い段階で断念したものの、どうやったら全員が見られるか、というアイデアを出し合っている中では、ついに俺にはわからない横文字の単語が飛び交っていた。結局、メールで送ってあったものを、光法が他のメンバーのスマホに転送することで事なきを得たのだが、「デジタルデバイド」とはこういうものか。メンバー中で唯一、未だに俺だけがタブレットでもスマホでもないのだ。
なんだか俺への風当たりが妙に強く感じたものだが、今回は楽譜そのものの件(に関する俺の不手際)、ということで受け止めておく。
そのうち楽譜そのものが紙媒体じゃなくなり、なんだかこんなくだらない理由で、俺が音楽を辞める日が、そのうち来るのかも知れないなどと大げさなことを思ってみたり。
因みにご存知の通り、Face BookにもLINEにも俺は参加していない(いばってどうする?)。従って、バンドのFace Bookで誰からどういう連絡があり、何が起こっているのか全く存じ上げない。あちらに私信が来ていたら大変申し訳ないのだが、この場を借りて、先に謝っておく(まぁ個人的な知り合いには、メールアドレスを教えてあるつもりなんだが)。