役所を出ると、むしゃくしゃするくらいのいい天気に、ここでようやくカバンからデジカメを取り出し、駅へもどるつらつらで紫陽花をカメラに収める。
丁度コミュニティーバスが来る時間だったので、市報で紹介されていた香澄公園の菖蒲を観に行くことにした。
バス停側から入る香澄公園周辺は、庶民の終身ローンによる統一規格型建売り住宅街の中にあり、コンビニひとつなかった。これは久しぶりに、菖蒲を愛でながら昼ビー*1か、とも思っていたのだが、店がない。昼食は近所のお気に入りのパン屋で買ってきていたが、結局飲み物は、住宅に設置されていた自販機になってしまった。
菖蒲田の規模は思っていたよりも小さく、菖蒲も、あの派手で薄手の花弁はこの暑い陽気ではすぐに干からびてしまうらしく、ちょっと旬を過ぎてしまったようだ。
人を画面に入れてまとめようにも、通りがかる人すら少ない、平日休み。
一回りカメラに収めて、木陰へ避難。まだ風が涼やかな季節。
*1:昼間のビール飲酒
