ぞうのはな子が、旅立った日。


多くの人たちに親しまれて。

http://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=ino&link_num=23624

このGW、実家に帰っていたときに1日だけ無料開放日(5/4)があるのを園入口の掲示で知ったので、偶然にも足を運んだところだった。
…何かに、呼ばれたのだろうか。
NHKの「72h」というドキュメンタリー番組をときどき見るのだが、これもたまたま先日は、はな子をめぐる人たちを追いかけた内容の放映。
動物園職員の方々の間では、
「親に手を引かれて」
「恋人と一緒に」
「子どもの手を引いて」
人は人生で3回、はな子に会いに来る、といういい伝えがあるのだそうだ。
俺のGWに訪問のお目あては、全く別のものだったが、当日のはな子は飼育舎から外に出てくることはなく、しかし俺にはなんとなく、またいつ来ても変わらずに出迎えてくれるような気がしていた。
この辺りでは、近隣の小学校に入学すると、まず遠足ではな子と逢う。
思い起こせば俺も、最初にはな子を見たのはそのくらいの年齢だっただろう。遠すぎてもう忘れてしまったが。
それからずっと、変わらずここに居てくれた。
「72h」で放映された、はな子との語らいを心の支えにしてきた人たちは、元気でいるだろうか。ちょっと心配。
感謝、合掌。