七夕飾り

が、近所の駅ビルやスーパーに飾られる時季になった。

まだことばのあどけない、小さい子どもたちの短冊を眺めていると、俺自身はいつの間にやらそんな純粋さもどこへやら、社会システムにどっぷりと呑み込まれて、日々暮らすのが精一杯な毎日だ。

少し前から、俺の願いはただひとつ。
「病気の治った今こそ、20歳代(30歳代でもいいが)に戻りたい」
劣等感とコンプレックスを抱えながら何もできず、無為に流れた若い頃の時間。
「過去は決して変えられない。」
自身も頭では、わかっているはずなのに。
そんな親しい友人からの忠告にも耳をかすことができずにいる。
感情は、そう簡単には割り切れない。

正規雇用、全員史ね」
とか書いたら、少しは溜飲が下がるんだろうか。

何を夢みたらいいですか?

来年の今頃、状況が変わっていなかったら、こう書いてみることにしよう。