”March’s Sounds” at On The Roof+(WINS阿佐ヶ谷)

ちょっと演奏期間にブランクがあったせいか、ハンドマイクを持たない手の置き所に困るわ、一番歌いなれているはずの曲でなぜか一番緊張するわ(ちょっと演奏以外のネタ、仕込みすぎたか)、そういうわけでカンニングブレスの嵐になるわ、立ち位置の変更で思った以上にバタバタするわ…今回も、御見苦しい点多々ござましたことを、心よりお詫び申し上げますm(_ _)m
しかし、曲間でひとことも発しないで一気に駆け抜けた冒頭3曲では、「WINS Cardの歌」までたどり着いたところで、今まで以上にウケていただき、終始なごやかに歌わせていただくことができました。
立ち位置が変わることに関しては、リハ時間の都合で口頭打ち合わせしかできなかったのだが、実際に動いてみないとダメだなやっぱり。マイクも、使い慣れていることもあるがハンドマイクの方がラクだな、と思った次第。楽器バンドでのキーボードやドラムでもなかろうに、今回のセットリストならできればもっと客席に乱入したかったか。
かなりWINS阿佐ヶ谷としても、昨年とはイメージ一新した内容になったのではなかろうか。
その新曲のうちの1曲、「時の流れに身をまかせ」。オリジナルはご存知、テレサ・テンさん歌う昭和歌謡の逸品、だが、一見すると今までのWINS阿佐ヶ谷での演奏曲とは明らかにカラーが違うわけで。
なぜに、これを我々が?
と思うわけ。
ステージ上で思いついてアレンジャーに問いただしてみたところが、複数のバンドから相次いでアレンジのご依頼があったそうで、「一定の需要がある」との判断から、ということだった。
とはいえ改めて歌詞を読むと、「今時、こんな女性がいたらお目にかかりたい」という内容だったりするので、アレンジのモチベーションが「まさかに夫婦仲に、何かご不満でも?」だったらどーしよーかと思っていたのだが、そんな俺のおせっかいな心配は、全くの杞憂でありました。