会場はOn The Roof+

前日、仕事が順調にはけたので床屋にいった。
財布に丁度千円札が1枚(後は大枚)しかなく、消費税分の小銭をどうしたものかと、とにかく空いていたので店に入ってみたところ、偶然にも割引の日でカット980円! 小銭がなくても間に合ってしまった。ありがたい。
だが後で写真を見たら、丸刈り頭に濃い色サングラス、バンドとしての新たな衣装は黒で、俺だけが飛びぬけて、見た目怪しいことこの上ない。
本人にしてみれば「三分刈」は常態なのだが、横着して床屋に行かないでいると、すぐ髪が伸びてしまうので。一度やってみるとラクで、やめられないよ、三分刈(額と頭皮の境目が、不明確だけど)。
リハーサル、とその前にメンバー総出で開店準備。
わかすぎさんに指示をもらい、実際にみんなで身体を動かしてみると、今まで当たり前に目にしていた店内外の「景色」が、見えない気遣いに支えられていたことに気づかされた。
その後のリハは、歌い込むというより、入念なマイクチェック。
今日は中盤のジャズ・コーラス3曲だけ、ハンドマイクに持ち変えてみることになっている。
まぁみんな、こちらの方が日頃から慣れているスタイルなので、特に問題なし。
やはり(モニターの)ウーハーいっぱいにベースが鳴ってくれると、歌いやすいな。
混声バンドの内声担当で培った、(和音と一体になって)「気配を消す」ワザに、ストイックな楽しみをみつけたり…。
Air録音聴く限り、本番でもバランスは心配いらなかった模様。

先日の練習ではナカチョの冗談で、よく選挙候補者がやっているようにハンドマイクを4本、テープで束ねてワンポイント・マイク代用にしてはどうだろう(笑)…という見た目超インパクトなことをいっていたが、わかすぎさんから「(ミキサー側で)バランス取れるんかよっ」と光速ツッコミが入っていた…俺は、今度どこかで実際にやってみようぜ(笑)と思っていた。

「Daily WINS」制作顛末。
本番前最終練習で、ナカチョが何気なく、「おひとりで来場されるお客さんが、演奏が始まるまで退屈しないような工夫ができないだろうか」と歌詞カードの配布を提案したことに、痛く共感してしまい、ともかく俺の「ひとり芝居」で慌ててでっちあげた代物。もちろん事前に、メンバーに内容確認はしてもらったが。今回はあくまでもプロトタイプの位置づけで、次号以降はメンバー全員が何かしらで関わってもらえるようにするつもりだ。それぞれの個性が文章を通じて炸裂(!)すること、請け合い。

もうひとつの「制作物」、従前からのWINS Cardはなんと! 初のスタンプ満了者が2名も出ました。
WINS阿佐ヶ谷にとっても、記念すべき夜になった。