ミヤジャズイン2017(WINS阿佐ヶ谷)

  1. Hi, Neighbor
  2. Happy
  3. Sing, Sing, Sing
  4. WINSカードの歌
  5. 真夏の果実
  6. 故郷
  7. Route66
  8. It Don't Mean a Thing
  9. また逢う日まで


曲師町ステージは、商店街から釜川へ向かって、やや幅の広い道が商店街と直交している部分を仮設ステージに流用している。今回この天気で初めて知ったのだがなんとこの部分、可動(スライド)式の大屋根がついているのだった。
というわけで、この雨にも関わらず演奏中止、とはならず。ありがたい。

お客さんも、演奏が始まると三々五々足を止めてくださって、明らかに去年よりも多い印象。ハイカラ、といった感じの年配の方が多かったようで、さすがジャズの街。従って曲への反応も、「真夏の果実」よりも「故郷」やジャズのスタンダード曲への方が濃い手ごたえがあったのは、意外といえば意外だった。
一方、客席後ろの方に2つほどに分かれて固まっているのは若者たちで、こちらはアカペラ・サークルかコーラス経験者、といったところか。それにしてもかなりの人数。
そんな空気にすっかりアテラレタ、わけでもないが、昨年の反省に立ってMC、かぶらないように気をつけていたつもり、だったのだが…やっぱりアタフタした場面ではつい、カブってしまったらしく、残響の大きい商店街のアーケード構造では、いったい何をいってるんだか伝わらないわけで。
モニタースピーカーが、昨年の「コロガシ」から、今回は左右メインスピーカーと同じスタンドへの括りつけになっていた。
楽器バンドだとこの方がステージ一面に楽器を広げられるのでいいのだが、我々がまず困ったのは、モニター環境が変わったことへの戸惑いよりも、曲順表の置き場、だったりする(^^)
過大入力もビビリやすく、かといってこの程度でビビッて声量を落とすトシでもない(?)ので、咄嗟にマイクを離したりして。ジャズフェスであって、間違っても歪み系の音になっちゃってロックフェスにしないよう、若干気を使った(笑)。
客席側で聞いていたジャーマネ嬢の話では、オモテ側の音は全く歪んでいなかったそうだ。この人の耳は、日ごろの言動から絶対的に信頼申し上げております。
冒頭“Happy”では、ブレイク部分でくるっと回ってみたのだが、我ながらあまりに自信なさげだったせいか、あまり目立たず。実はこんな簡単なことが、まだ成功率3割程度なのよ俺の運動神経…。

個人的には最近、「口が覚えている」感じになっている英語よりも、日本語の歌詞の方が不意に飛ぶんだよね〜(トシだな)。今日もよりによって一番ラストの曲で、今まで間違えたことのない箇所で、歌詞が一瞬飛んでしまった。
誰もがご存知の邦楽で歌詞を間違っちゃうのは…、まずいよなぁ。

今年の課題曲は「J-POPをジャズる」。当初、「また逢う日まで」を該当曲としてPA表を提出していたのだが、アレンジ及び練習が間に合ったので「真夏の果実」も加えて2曲としてみた。昨年の課題曲「童謡・唱歌」も意識した、わけではなく、実は少しの間、諸般の事情でペンディングとなっていた「故郷」も加えてみた布陣。