河津桜といえば、このところ京急から乗り入れのPR車両を見るにつけ、三浦半島まで飛んで行きたいところではあるが…。
「このところ」といえば何だか、こうしてひとりのときも仕事への愚痴しか思い浮かばない自分にはもう、本当にうんざりだ。
実は昨年から勝手に「ひとり呑み」の場所にさせてもらっている江戸川岸こと妙典公園、ここにも河津桜が植えられている。
初めてこの場所が俺の印象に強く残ったのが、数年前のこの時期、満開の河津桜が東西線の車内から俺の目をひいたからだった。
ソメイヨシノのような派手さはなく、しかもここの桜はまだ若木で、ほんの「ひとつかみ」という感じでまばらだが、人と同じでツルンでる感じがしないのが好ましいと勝手に思うことにしている。
ご近所の住民の方々が木々ごとにオーナーになられているらしく、植樹の由来を手書きで記した碑が添えられているのを知ったのは、最近ここに足を運ぶようになってから。それぞれのご家族が今頃はどこでどうなさっているのかに思いを馳せると、木々の成長にも物語が感じられる。
今年は観梅の目論見が、（仕事休みと天候の）タイミングが合わずダメだったので、毎日通勤で車窓を眺めては、次の仕事休みの日まで満開の花がもってくれるだろうかと気が気ではなかったが、何とか間に合った。
天気もよかったので、地元の家族連れを中心にそれなりに賑わっている。
いつも以上に、缶ビール片手にいい感じになっていたのだが、
…あ～っ、デジカメ落としちゃった…液晶がドット抜けにぃ（TT）
