定時で仕事ぶん投げてきた*1（^^； ものの、帰りの東西線は、酷かった（こんなことならひとり残業してればよかったよホント）。
高田馬場駅で改札を入った刹那、ハンドマイクを持った駅員から
「ただいま、東西線は運転を再開しました」
って、今の今まで止まってたのかっ！（ここまで駅ナカ、誰からのそんなアナウンスも耳にしなかったが…）。
さすがに高田馬場からだとこういう事態でも座れない、ということはもないのだが、念のため1本待って座った電車は案の定、ひと駅ごとに「運転間隔調整」で長時間停車。
咄嗟に新宿に出るまでの長くて澱んだ山手線車内を想像してしまい早々に迂回断念してたのだが、振り替えが利く事態ならいっそ中野まで戻ってから、中央・総武緩行線に座ればよかったんじゃん、と後悔*2。
今日の不通の原因は、16：59（17：00にしないところが、日本の鉄道会社の誇り）行徳駅での人身事故。
行徳駅は俺も千葉に来てから毎日通勤利用していた時期があるが、開通当時は何もない埋立地だったらしく、地図で見ると東西線はこの辺り「人為的な一直線」になっている。葛西駅で前につかえている各駅停車を追い抜き、浦安駅に停車した後の快速が西船橋目指して一番本気（高速）出す区間でもある。
そんな行徳駅で電車にうっかりでも接触したら、さぞかし痛かったことだろう。
その後、俺が乗った電車が歩を進めていた神楽坂駅で停車中、緊急停止装置のブザーが鳴って、思わず舌打ちの音が出てしまった。
別の（先行？）電車が車両故障とのアナウンスだったが、こちらは続報で入ってきた運転再開予定時刻よりも早く開通しちゃったので、この後も遅延の原因はあくまでも「行徳駅での人身事故」として、なかったことに。
しかしノロノロでも、動いているだけめっけもんだ。
九段下駅からはそんな不甲斐ない東西線に見切りをつけてか、都営新宿線経由で千葉を目指す我が県民が大量下車で一時車内、ガラ空きに。しかし新宿線もその時点で既に、車両点検の余波で遅延してたりして恐らく大混乱に拍車。
入れ替わりに大手町駅から大量乗車、かと思っていたが、大手町駅の利用客はすでにダイヤ乱れを察知して他線に流れたのか、気が抜けるほどいつもよりもホームに人が少なかった。
一方、外堀通りを隔てただけのひと駅先、日本橋駅の利用者は東西線を簡単には見放さなかったようで、ホーム上は俺の期待を裏切らない想像通りの大混乱。この先、浦安駅あたりまで車内最混雑が続いた。
途中駅から俺の前に壁のように立ちはだかっているのは、昔歴史の教科書で見た「遮光器土偶」体型の女性なのだが、ひとり右側の若い女性はハーフコートにポニーテール、デニムの似合う芸能人にでもいそうな小柄・小顔の美女で、俺はさっきからずーっと、何かの拍子に彼女らの立ち位置がひとり分ズレることを、心ひそかに念じている。
1時間半ほどかかって、終点・西船橋。
俺の祈りは虚しく、天に届かなかった。
（期日前投票、昨日行っておいてよかった）
