週末、選挙。

ようやく昨日、選挙公報が発行された。


俺は新聞をとっていないので、帰りの駅でGET、今朝始業前の職場で目を通しているところ。

  • 世襲または地元の名士一族姓、土建屋出身者
  • 特定の業界団体から支援を受けている人(は俺が投票しなくても多分当選する)
  • 党派無記載(「無所属」明記は可)
  • 70歳以上(の現職議員には、俺が入れなくてもすでに多くの支持者がいるだろう)
  • 明らかに高齢者向け政策に偏向している人(時代遅れの選挙用トレンド? じゃないけど、現代社会の問題は今やここ(だけ)にはないと俺は思う。但し他分野も含めて高い専門性が感じられる場合は考慮)
  • (市議会選挙なので)国家運営への壮大なビジョンを論じちゃう人
  • (議会を動かすのは結局多数決なので)ニッチすぎる問題、不正を告発したい、などを「政策」として掲げている人(当選しても多分議会質疑で浮いちゃう)
  • 美辞麗句なスローガンだけで、現職議員は実現してきたこと、新人はこれまでの経歴・思想信条が、いずれも明記されていない人

…を、消去法で削っていく。
と、誰も残らなかったりして(笑)。
恋愛じゃないので、「絶対この人!」とか、「この人のいう政策なら全てが俺と同じ」、なんてこたー、有り得ません*1
こうやってつらうら書きだしてみると、要は年齢に関係なく庶民生活の現場をどれだけ広い視野で見てきた人か、を判断材料にしたいらしい俺。
例えば福祉・医療の経験者はそういう意味では世間的にも好感度が高いが、明らかに「現場激務が嫌になって転職」みたいなニュアンスが感じられちゃう人は、ノーサンキュー。
とはいえ俺の側の社会を見る目(経験値)も一定に留まるものではないので、(マスコミが一時的に煽るような争点でなく)解決が急務と思う特定の社会問題がある場合は、なにをおいても実行力頼みで、関連政策を掲げている大政党所属者に投票することも考える。

まぁ「アナタのたった1票」で、社会の先生がいうキレイごとのように世の中ががらっと変わったり、なんてことは実はないから、安心して。
堅く考えすぎなくていいよ18歳の人。
全国の選挙結果を見ても、わずか1票差で当落が決まったケースなんて、そんなに多くはないでしょ*2
そもそもここでの「1票」が、他の自治体では「1票」じゃない、なんてマジックもあるし。
www.ippyo.org


でも今の社会に不満や問題を感じているなら投票には行かないと、後で文句をいう権利もないと思うよ。
具体的な困りごとが起こったときに、学校や役所、公的機関や事務所に行くのと同じレベルの、社会参加行為だ。
まずは投票所独特の雰囲気を体験しに、実際に投票所に行って慣れてしまうことをお勧めする。
恐れ多いと思ったら、「初めて」は友だちと一緒に行くという手もあるよ。
(以上はあくまで、現段階での個人の考えです)

*1:自身がすでに特定政党の支持者でもない限り。

*2:俺は我が国の投開票の精度についても、そこまで信用してないけど…時間より早く投票所を閉めちゃったり、期日前投票分を集計し忘れたり、は毎年全国どこかしらで繰り返しニュースになってるしなー。