リセット?

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以前、同じ程度の腰痛を我慢して出勤し、一気に悪化させてしまい数日に亘る欠勤になってしまった経験も後押しになり、今回は結局2日間の欠勤を強行した。


今朝になって少しでも好転していれば、午前中に整体院に寄って午後から出勤、というプランもなくはなかったのだが、そういえば今日は「仕事にならない火曜日」。社長を始めとしたお偉方の出勤日に加えて、曜日固定のパート職員もそれに合わせてほぼ全員出勤、という環境で、いまだかつて自分の仕事をさせてもらえたことがないのだった。無理に行っても仕方なかろう。
しかし、身体を傷めてしまうときはメンタルも弱っているということなのか、きっかけは今回のような腰痛や病欠など俘虜の欠勤に加えて、通常の週末の場合もなのだが、だいたい2~3ヶ月に1回程度、とっくに陽も昇っているというのにメシも喰わず、何時間でも眠っていられる、ということがある。
自分でも笑っちゃうくらい。
さすがにコレは、何か別の病気なんじゃないのか、俺?

たとえば、朝のワイドショーで流れる陰惨な事件を見てしまうだけで
地の底までテンションが落ちる
やっかいな感受性を持った人なのだ
浅野いにおソラニン」1巻)

ソラニン 1 (ヤングサンデーコミックス)

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なんてーセリフも思い出すような朝。
「川崎でバス待ちの小学生に斬りつけ」
ネットニュース上で最初に目にしたソレは、某国大統領の訪日や株価の上下と同じ、たったの1行だった。
朝食後、整体院に行ったら珍しくテレビがついていて、陰惨な現場の映像が延々と流されているのが嫌でも目に入る。
年々厳しくなる報道規制のお陰で、直接刺激の強い映像には滅多にお目にかからなくなったものの、現場映像の力というものは俺の想像力を掻き立てる情報量としては充分だった。
…今日、欠勤にしといてよかったかも。

カノジョと別れてしまったン年前は、文字通り仕事が忙しすぎてメンタル的にすっかり追い込まれていたときで、全く自分に余裕がない状況なのは自覚していた。
今にして思うと、誤った判断だったかも知れない。
だが、運よく転職した上で給料が安定したらめでたく「お迎え」に、ということならこの上ないハッピーエンドだったはずで。
当時からそんなことを頭の隅で考えないわけでもなかったが…これほどの妄想が一度だってうまくいったこと、あったかよ俺?
そんなことを夢見つつ、いったい何年経ってるんだか、あれから。
さすがにもう誰ひとり、待っちゃくれないだろ。
要するに、そうまでしても「仕事」したくない人間なんだよな、俺は。
自身の加齢を受け止めるコツって、何かあるんだろうか。
移転作業の会社からうっかり持ち込んでしまったんじゃないかというほど妙に埃っぽく感じる部屋でひとり、できることもなく横になっていると、頭が勝手にいろんなことを妄想し始めてしまう。
人間誰しも、「弱っている」ときはこんなもんか。

さて、明日はさすがに出勤しなければなるまいな。
俺の机上がいったいどんなことになっているのか、想像もしたくないが…。