一応いつもの出勤時間に起きてはみたが、台風はまさに今丁度、千葉上空を通過中。出勤どころか外出ままならない状況だった。
そういうわけで久しぶりにテレビをコンセントに繋ぎ、二転三転する交通状況に右往左往する朝の通勤状況を、ニュース画面で他人事として眺めている。
千葉市では瞬間最大風速57.7mを記録したそうで、台風中心が千葉県を通過していったことも異例だが、台風の渦の東側と西側でこれほどはっきりと被害状況に明暗差がついたことも、驚きだった。
俺は早々に会社を休みにしちゃったわけだが、実はこのタイミングで定期券が切れていた。
午前中の台風通過を待って、明日からの出勤に備えて駅まで行ったところ…
なんと京成線が、不通！
金曜日に出勤断念の判断をしたのは過去の経験から、東西線（地上区間）が早々にダウンするだろうと思ったからなのだが、これは俺にとって全くの想定外だった。
自動券売機、使えず（そりゃそーだ）。この辺り、停電は復旧作業の都合からか駅だけだったようだが*1。
その駅も封鎖されていて、もちろん入ることすらできない。
17時過ぎにようやく「開通」の報。
駅へ駆けつけると、丁度復旧一番電車が入線してきたところだった。
別に定期券を買うだけでよかったはずなのだが、反射的に乗っている自分…（笑）。
当たり前のことが当たり前にあるという「奇跡」。
こんなときばかり、そうあるための仕事に日々携わっている人たちを思う。
恐らく夜を徹して、復旧に関係した全ての鉄道マンに感謝。
津田沼駅がネットでトレンドワード入りしてて、「2kmにも亘る行列」をネット画像で見た。
かつてやっぱり台風で京成線が不通になってしまったとき、俺も徒歩で津田沼駅まで行ったことがあったが。
やっぱり今回俺の判断は間違ってなかったなと確信した。
