帰途。

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店に呼んでもらったタクシーの運転手さんが、我々の会話から電車の時間を察してくれて、裏道を駆使して余裕で間に合うように駅まで送っていただいてしまった。
おぉ! ここにもプロフェッショナルが!!
というわけで昨年より1本早いロマンスカーに余裕で間に合ってしまい、バタバタするのも嫌だったので無理に乗り換えなかったが、帰宅してから調べなおしたら俺は船橋で京成線の最終電車にも充分間に合う時間だったらしい。

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せめてあとひと駅、行ってくれよぉ~。
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今年の来店者記念品はなんと、地鶏タマゴ!
無事に帰宅してから御礼の電話をもらったシェフと話したところ、タマゴについての薀蓄を一通り聞かされた(笑)。
「食」を生業にするということは、お客さんとの関係だけでなく、こういう風に好むと好まざるとに関わらず、(食材の吟味を通じて)地元に根を張って生きていくことになるのだな。
今年もまた、このお店の別の一面を見せてもらったようで、翻って俺の方は毎日机上に書類が積みあがるだけの職場の毎日が、どんどんつまらないものに思えて仕方ないわけだが。
まぁ何がしかの技術を日々磨きながら仕事をしている「職人」カタギって、こういうものだよな。
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さっそく翌日、シェフのお勧めに従い意を決して「タマゴかけご飯」、初体験をした。
なぜ意を決する必要があったかとゆーと、俺は幼少時タマゴアレルギーだったので、実は生でタマゴを食べるのは記憶にある限り初めてだ。
今回はたとえ死んでも食べるだけの意義がある(をいっ!)。
醤油もそれ相応のものに買い換えて、それなりの備えと覚悟を決めての挑戦になったが、
…いや~、うんまいっ!(よかったんですかねー、よりによって初めてが、こんな高級食材で。)