だから、外出のときにはちゃんとマスクしろよとあれほど…（いや違う）。
サルにもわかる平易なことばで外出自粛の説明を、といっていたのに（いや、いってないって）。
このコロナ禍がなければ、地元としては渾身の（？）全国ニュース・ネタだったわけだが…。
その世間は、
東京在住の２０代女性が、味覚や嗅覚に異常を感じる中、山梨県の実家に帰省して友人らとバーベキューなどを行った後、滞在中にＰＣＲ検査で陽性反応が出たが、判明後に高速バスで帰京していたことが明らかになった。
なんてーことになってて、今の20歳代って俺が思ってる以上にバカなのか。
もしくは非正規雇用か何かで、（俺と同様）社会に何らかの「報復」でもしようとする意図を含んでいたのだろうか？
乗っていたバス便を当初、偽申告してたらしいし。
その後どうやら、東京に置いてきた飼い犬が心配だった、という未確認情報も。
体調不良をおしてまで行かなきゃならなかったBBQといい、（俺と同様）飼い犬のことを頼めるくらいの友だち、いなかったんだろーなぁ多分…。
近所の公園でカレーパンでの昼食を済ませ、エレベーター使用を避けて非常階段から部屋に戻る隣室前の廊下に、普段は人影なんぞ見かけることはないのだが、自身がすっぽり入りそうな（！）水色のトランクを携えた小柄な女性が…どうやら「姉」氏、ご帰還らしい。
隣室の男女は「姉弟」（もしくは「兄妹」）ではないかと俺が勝手に思い込んでいるわけだが。
ダイニングに男性が、奥のリビングに女性が完全セパレートで暮らしているらしく、リビング側の明かりはこの半月ほど、夜になっても灯ることがなかった。
鍵を失くしたのか、そもそも持って出るのを忘れたかといったところだろう。
「弟」氏の帰宅待ちは、俺が部屋に戻ったこの14時あたりから、お気に入りのラジオ放送が始まる16時直前まで続いたようだった。時間をつぶそうにもマックも喫茶店もやってないしなー今どき。
この時期に大学の開講が延期になったための「ご実家」だったんだろうか。まさか友人と海外旅行じゃねーだろーな？
少したって荷ほどきを終えると落ち着いたのか、久しぶりにアンプなしにエレキギターをつま弾く音がしていた。
