腸炎。

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なぜ糖質70%オフとか…我ながら不完全な良心回路。


快晴だった先週日曜日は運動がてら、ひと駅先の大きな公園まで歩いた上に、缶ビール片手に気持ちよくルーディメント練習なぞやっていたら調子に乗り過ぎたらしく…両腕超絶、筋肉痛。延々と6ストロークの展開形とか、バカだな我ながら。
時同じくして(恐らく日曜日の缶ビールがトドメ)、月曜に腸炎も発症。
遡って調べたら、2017年の同時期に同じようなことになってた(ブログ日記って、便利だな~…いや懲りろよ俺)。
当初はそれぞれの痛みが強かったせいか、「全身が痛い」という自覚症状になっており、ふらふらになりながら在宅業務を終えた月曜日はともかく、火曜日には敢え無く欠勤となってしまった。
数日たってようやくそれぞれの痛みの核心がはっきりしてきたので、上記のような自己診断を下せたのだが、以降もう今週は、曜日感覚がなくなっちまうほど公私ともに生活リズムがズタズタ…。
季節外れの寒さに加え、気を逸らすものがないこともあるのかなぜか夜になると痛みが増すようで、まんじりともできないまま朝を迎えると、さすがに昼夜逆転な生活にもなってしまった。
もはや、自律神経がおかしくなっているから腸炎になったのか、腸炎になったから自律神経がおかしくなったのか…。
とにかく俺の体内時計は一時的に大混乱だ。
新型肺炎ウイルスの初期症状としても、腹具合がおかしく…という不完全な情報を得ていたせいもあり、実際かなりナーバスになってしまい、最悪の事態まで想像してしまった。
焦りまくって市販の下剤を買ってみたが、いや生活リズムを更に乱しかねないコレの投下はむしろ「最終兵器」であって、まずは整腸剤あたりからやんわり試すべきでは、と別の薬局に駆け込んでみたりする。
この間、いつも以上に神経質に検温していたが平熱。ただ、血が腸にいってしまっているのか、ときどき高熱のときのように頭がぼーっとして、何事にも集中できない。

ようやく今日になって、先月から採血検査が予定されていた内科で、採血だけでなく診察をお願いする羽目になった。
しかし、まさかの3時間待ち…採血検査の都合で、俺は朝食抜いてきてるんだが*1
コロナ禍への緊張も少し緩んできているのだろうか、俺も含めて割と大したことのない症状(?)でもこうして診療所に足を運ぶようになっているようだ。
もっとも長引く外出自粛に、こちらも俺同様、自律神経を中心に症状が出始めちゃってる人が多い、ということなのかも知れない。
それでも最前線の医療現場の方々は、まだまだご自身が感染の危険と日々隣り合わせなわけで、本当に頭が下がる。
看護師さんたちも先生からも、都度「長待ち」に対するお詫びのことばをいただいたが、いくら待たされても俺は文句をいう気になれない。
なのでせめて自分にできることを。来院前の検温、マスク着用。入口では記帳前に、備え付けのアルコールで手指消毒させてもらった。

なんでも鶴岡市ではドライブスルー方式で飲食クーポン券の販売をしたら、2時間待ちの大渋滞になってしまったとか。今日いくら待たされたとしても、俺にとってこれから得られるものは、飲食クーポンよりは大きいもののはず。
しかし、どうして時間が自由になる人たちほどこう、同じタイミングで行動したがるのかねぇ。
先ほども100均に寄ろうとしたら、「ジジババ・ストリームアタック」状態だったので、少し寄り道した上で出直したら、ガラガラだったんだが。

明らかに初診の人も複数見受けられた。
保険証を忘れた、という高齢男性。
どうせ診察までは早くても2時間、なので受け付けだけ済ませて一旦ご自宅へ戻られては、と受付の女性が問うと、いや忘れたんじゃなく更新手続き中だという(どこまでホントなんだか)。
「申し訳ないですが、10割負担になります」と返されるとそれからは、何度説明しても「で、今日いくらくらいかかる?」と同じ質問の繰り返し。
懐具合が不安なのはわからなくもないが、失礼ながらそのお年で、今まで一度も医者にかかったことがない、ということもなかろう。このご時世にマスクもしてないし。待っている間もずっと何かひとりごとをいってて鬱陶しい。
いまどきはこんな患者ばっかりなのだろうか。病院の受付も大変なお仕事だよ。同情を禁じ得ない。

後ほど、通院の帰り道では、数坪しかない喫茶店内がマスクもしてない若者たちでみっちりだったのには、通常営業をしていたこと自体も俺にとっては驚きだったが、現時点ではまだ少々怖く映る光景だった。
アパートの賃貸契約書をようやくポストに放り込んできた夜道では、商店街の駐車場脇で焼きそばを売っている若夫婦の呼び込みの声が暗い商店街に響いてて、まだ営業してたのか、とやや切ない気分になる。
この腸炎が治ったら真っ先に買いに行こう、と俺にしては珍しく何やら同情的になってしまった。
消費者心理なんてホント、あやふやなもんだな。
どちらの店主も「100年に一度の災厄」の中、日々生きていくのに必死なだけなのだ。

しかし改めて周囲を見回してみると、早々とマスクを着用しない人が増えた。
今日は急に暑くなったし、何よりそろそろ我慢も限界、ということなのだろう。
そうして、恐らく日頃から「陽キャ」な人たちほど外出自粛のストレスを多く溜め込んでおり、緩むのも早い(と勝手に思っている俺)。
またブログやSNSで、どこまで遠出したの、有名店で何を食べたの、といった記事が徐々に出回り始めるんだろうなーうんざり。
俺の自律神経同様、人間もそうそう都合よく「現実」に合わせて変われるものでない以上、一日も早く元の生活に戻りたいのはみんな同じことか。
近々多数派が逆転し、マスクなんかしているヤツらは「臆病者」という空気が漂い始めるかも知れない。
しかし、考え方はそもそも人それぞれに違う。
他人がどうだとか、どう見られるかよりも、自分がどう考えているか、が以前より尊重されるきっかけになったのなら、コロナ騒動もそれなりに意味があったと思えるのだが…。

ともかく今日のところは症状に即した内服薬を処方していただき、投薬の効果を計るため数日後の再診を約束した。
「#便意を止めるな2020」…すみません。

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ホント、コレな。

いつの間にか、ひとり分の緑茶をわざわざ急須を使って淹れるのが面倒くさくなっていたのだが、インフルエンザ予防に緑茶うがい、という情報とこのコロナ渦を勘違い混同…みたいな過信に、今回の腸炎への配慮もあって、インスタント・コーヒーから緑茶に戻ってきた。
頻繁に淹れるようになると、やっぱり急須を使いたいハーフ静岡県民、久しぶりに取り出した急須をまずは重曹を使って茶渋を落としてから、いつもより丁寧に淹れて根拠ない達成感に浸っていた16時前。
隣室で運送屋が出入りを始める。
玄関ポストには一足先に一昨日、名札が貼られていた*2ので、入居者が決まったんだなと思ってはいたが。
この時期に転入ということは学生ではなさそうで、運送屋さんとの会話の感じから単身男性であることは早々に判明した。
…しかし隣室の気配が気になってしまい、見ているDVDにも集中できない始末だ。

*1:腸炎のおかげで食欲がないのが、不幸中の幸い

*2:ポスト内にあふれかえった前住民宛のDM類はそのままだったが