沈みあうスピードで

日頃ノートパソコンごと持ち出すことが多いので、ここもう何年も、ポケットWi-Fi愛用者なわけだが。
最近は駅や電車内、スーパーのイートインやフードコートにもフリーWi-Fiがあって、大変助かっていたが、このコロナ禍では以前のようにそうそう気軽には、外出するわけにもいかなくなり。

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何だオマエ、俺たちの仲間になりたいのか?


2月は月末を待たず、早半月ほどでパケット制限に引っかかってしまった。
こうなると、自身のブログ更新や画像のアップはもちろん、知人ブログやTwitterの閲覧もひと苦労で、ページを遷移するたびに表示されるまでの長い時間、じっと我慢…かなりの生活時間が取られてしまう。
動画なんかもってのほか、radikoですらブツブツ切れる。
加えて、携帯からいつものように写メを送ったら、PCアドレス側で(重くて)受信できずフン詰まってしまい、当然これ以降のメールが受信できない。
久しぶりに懐具合がよかったので、意を決してネットショッピングをしようと思ったが、もちろん画像だらけで重たいサイトは表示すらされず、ログインまで辿り着くのにも一苦労。ようやく注文できたと思ったら、今度は支払いコードが記載されているはずの注文メールが写メに邪魔されて受信できない。

さすがに(ようやく?!)契約内容見直しの時期か、と思い、マイページにログインしようとしたら、そもそもプロバイダのホームページが表示されないし。
いやいや、御社から理不尽にも受けているパケット制限なんですけど(なんともマッチポンプな商売だなー)。
っていうかここまで表示を重くする理由、何?…文字通り手も足も出ないじゃん。
これならその昔、ダイヤルアップ(笑)の方が時間はかかっても確実だった(途中で切れたりした記憶がない)。
ダイヤルアップ時代に何の問題もなく表示できてたホームページって、どこいっちゃったの?

お陰でオンライン飲み会に誘われるとか(いやいや、そもそも俺と飲みたいヤツとかいないから)*1、ズーム会議させられるとかは間違っても起こらないが。
現状がこんなで、「国を挙げて新たなネット社会の構築」なんていってるの、なんかとっても滑稽ですらある。
それでなくとも、何でもかんでもオンラインだリモートだっていう風潮にはうんざりしてるので、さしずめ新型コロナウイルスのようなことがネット上で起こったら、いったいどういうことになるのだろうか、という妄想が捗ってしまう。

先日の、福島で震度6強を観測した久しぶりの地震を契機に、さすがに情報インフラがこれではいかんだろう、と思い立って少し調べてみたところ、2年前の契約更新時にはワンランク上だったパケット量のコースが、同価格帯になっていることを発見してしまった。
こういうの、日頃からマメにチェックしておかないといかんものらしい。
というわけで早速、Web上で(すったもんだ時間をかけつつ)契約内容をワンランク上のパケット量のものに変更してみた。
3月1日には、データ伝送速度が元に戻る。それからいつも通りにネットを使ってみて、果たしてパケット制限を受けるのが何日後になるか。
ちょっと楽しみになった。
そもそも接続環境そのものに問題があった場合、これでも改善が見込まれなかった場合…次はいよいよプロバイダごと契約変更することになるが。
(タイトルは、井上陽水さんの「Final Love Song」歌詞からの拝借)

*1:実際プライベートは陰キャなので、2時間のオンライン飲み会で結局ひとことも発しなかった、などということがフツーに起こり得る。ましてや自室飲みだろ