日曜、閉会式。

8時半頃、近所のコインパーキングからクラクションの連打。防犯装置が作動しちゃったらしいのだが、もちろん「犯人」は所有主で大事に至らず。
持ち主だろうが何だろうが、騒音防止条例で取り締まれねーのかな、こういうの(仕事休みの日の朝から、やめてくれ!)。
半ば意地になって二度寝して、次に起きたのは10時過ぎ。

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おじいちゃん、壊れたww


東京五輪は今夜、閉会式らしい。
「らしい」というのはつまり、俺は何時からなのかも知らないし、知るつもりもない。そもそも全く興味がないし、ここまで開会式を含めて結局一試合も観なかった。日本がメダルをいくつ取ったのかということにすら、興味がない。
そもそも「スポーツに国境はない」とか言ってなかったか?

開催前、政府が強行開催を決めることで、コロナ渦中の国民に「誤ったメッセージ」を発信してしまう危惧が専門家会議から出ていた。国民は不要不急の外出すら自粛してるのに都心では「お祭り騒ぎ」かよ、といった矛盾についての話だったが、今となっては感染対策に充分に配慮すればアマチュアでも同じ競技(の練習試合)くらいはしてもいいよね、という受け取られ方をしちゃったようで、近所の公園で「五輪競技」やってる人たちを見るたびに、ハラハラする。
うっかり怪我しても、熱中症で倒れても、受け入れてくれる病院ないからね、今。

毎週楽しみに聴いている日曜日のFM番組では、今日が25回目の結婚記念日だというリスナーさんからのメールが紹介されていた。
「末広がり」で縁起がいいということだったのか、うちもうちも、という感じで今日が結婚記念日っていう方たちのツイートが上がってきて、いくつかは番組内でも取り上げられたりした。
番組としては、その場が盛り上がれば何だっていいわけだが。
俺は「非日常」*1どころかこれ以上ない「現実」に気持ち引き戻されちゃって、もう缶ビールを開けるしかない(いや、もう1本空いてた)。
天地がひっくり返るようなことがあって年内に結婚出来ても、今から25年後に俺が生きてる気がしない。

自分の誕生日すらしょっちゅう忘れる俺からすると、こういう個人的な「●周年」とか自ら表明したがる気持ち自体が、正直よくわからない。
先日も自身の誕生日にライブするんだという知人からの話があったが、これもよくわからない。
自分の誕生日だったら、俺自身は多分「働きたくない」んで。
当然このご時世なので、現地に赴くという選択肢はないわけだが、配信アリと聞いても千葉在住の俺にとっては「遠いお城の舞踏会」であることに変わりはない。何せネット回線が細いので、演奏内容はともかく動画なんかストレスなしにはとても観られないし、そもそも仮にこれがDVDであっても、固定カメラで無編集の内容を延々と液晶画面で見る行為自体が楽しいとは思えない。

ごく個人的なソレを他人に、「祝って、祝って」って言えちゃうメンタル、どんだけ健全なんだろう。
何の抵抗もわだかまりもなく同窓会に集まれるのって、こういう人たちなんだろうな。

それにつけてもこのお気に入りだった番組も、地味に「既婚者さん、いらっしゃい」のコーナー*2が増えてきてしまった。
っつーかこの程度の話にここまで過剰反応してしまう俺の方が、もしかしてすでにメンタル逝ってるのではないかと。

人間、違ってあたりまえ。
だから
あなたの内に、僕と同じものがひとつでも見つけられたら嬉しい。
これ以上の喜びはない。

*1:これは別番組のキャッチフレーズ

*2:いや、そんなコーナーはないんですけどね