期日前投票と、家族の風景。

9:30起床。
平日休みを活用した今日課せられた「タスク」は、市役所での期日前投票を済ますこと。
投開票日のこの週末、俺には「ミヤジャズ」行きが控えている(この時点ではまだ、土・日どちらで行くか決めかねていた)。

とはいえ時間の指定がある話でもないので、朝食を終えてブログの過去記事をいじっていた9:55。
茨城県南部を震源とする、最大震度4の地震震源が近い感じの突き上げる揺れだったので正直ビビったが、幸いそれ以上揺れが大きくなることはなく、速報値だった震度3ほども揺れてないような感じだった。
こういうときには緊急地震速報、うんともすんともいわないんだなー。
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布団を干し、洗濯を終えるともう11:00。
期日前投票に向かった市役所は、この時間帯の近所のスーパーと同じような光景、高齢者だらけの長い行列。
一旦、近くのコンビニまで引き返して、昼食入手を優先することにした。
表のベンチで食べてしまおうと思ったが、居心地よさそうなベンチは当然どこも、高齢者で溢れてる。
我が国の少子高齢化は相当、深刻な事態だ(と言って何の目だった対策もないまま俺も、「前期」高齢者の仲間入りをしてしまった)。
やるせなく立ち尽くしていたが、そうこうしているうちに先ほどより僅かながらも行列が短くなったように見えたので、腹を括って並ぶことにする。
それでも(3枚の)投票用紙を書き終えるまでには、ものの10分程度だった。

その後立ち寄った巨大大手古書店(^^;では、これといって収穫なし。
文庫本やコミックの背表紙タイトルは、ただ眺めて回っているだけで恐らく流行っている言葉遣いみたいなものが「目に飛び込んでくる」楽しさが感じられる。これが何と言ってもネットとは違う、書店の醍醐味。
気になるタイトルもいくつかあったので、帰宅してからネットで評判を確認しておこう。
店内BGMで、ギター伴奏で耳慣れたイントロが始まり、"Desperado"日本語カバー版が流れたが、歌詞がなんとも「独奏的」(笑)で、元歌が大好きなだけに胸糞悪くなってしまい店を出た…誰の手によるものだったんだろう。

帰りに途中駅で接続待ちになった下り特急は、3054Fだった、が最早関心薄く…。
先日の、たった一枚が俺にとっては「キメ打ち」っぽいし、何よりもあの京成名物「安価な電光表示器」(?)はご覧いただいた通りの写真映りで、1/125よりも速いシャッターを切ると肝心の行き先表示がドットにしか見えない。
これでは見た目にも記録的にも、「本線運用」も何もあったもんじゃない。お蔭ですっかり、「やる気のないテツ」に逆戻りだ。
このまま他の地域の古書店まで足を延ばしたいくらい好天だったが、もしかして俺、布団を干したままでは? ということを思い出して急ぎ帰宅。まぁ今日は雨になる心配は皆無なんだけど。

夕食の買い出しに寄った近所のスーパーで。
隣のレジで会計トラブル。
あっという間に行列が後ろに延びる。
店長らしき男性が駆け付けて対応していたが、おばあさんが銀行のキャッシュカードを間違って支払いに使おうとしたらしく、「これは使えません」「これでは(現金が)足りません」といったやり取りが続いていた。
埒が明かないと見たのか、一旦レジをキャンセルさせて、サービスカウンターの方へと移動していったが。
それがもしかしたら「認知症」という病気のせいじゃないかということは、今やその場の誰もが恐らくは知っている。
俺がスーパーを出るのと同じタイミングでこのおばあさん、空のままのカートを重そうに肩に掛けようとしてフラフラしながら店を出てきた。
こういうときに何かできることはなかったのだろうか、切ない…。

17時少し前、お気に入りだった番組を久しぶりに聴こうとラジオをつけた途端に、「妻と娘が…」という若い(?)お父さんのメールが読まれるところで、「はいはい、わっかりましたー」と反射的に切ってしまう。
ご自分の意思で選ばれたはずの配偶者との関係に多少の問題が発生したからって、いちいち俺に報告してくれなくていいです。
この度目出度く皇室離脱となったやんごとなき姫君も、いっそこうなったら(元)皇族のイメージを一変させるほど離婚・結婚を繰り返し、そのはちゃめちゃ人生を我々庶民に見せつけるキャラ設定で生きていってくださればいいんじゃないかと、不忠なことを思っている。

自身のブログの更新を済ませた後で缶ビールを開け、酔った勢いで残っていたバンドのプロフィール欄に、「演奏活動から引退した」旨記載する。
全くの偶然だろうが、知人がブログで、ようやくコロナが収まって仕事が戻り始めている現状に、
「演奏する側にちゃんと戻ってきてくれる人たちは、どれくらいいるんだろう」
と書いていた。
18時過ぎにはCD聴きながら寝落ち。