転院。

件の発送作業は週内に目途がついたので(というか俺の予想通り、在庫切れによる打ち止めだそうだ)、ウチの課で予定していた土日出勤はなくなった。

手持ちの内服薬が切れた。次回検査等の具体的な予定を入れられていない。
このタイミングで、4月末のPCR検査騒動以来心のうちに秘めていた転院の決意を、実行に移すことにした。
…といえるほどの気合が入っていたわけではないが、単に家から近い病院に行先を変えた、くらいの気持ちだ。
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あのコロナ騒動で、従来からのかかりつけ医が「発熱外来」ではなかったことが判明しちゃったからね。
俺自身、発熱はしてなかったがPCR検査について問い合わせたら門前払いで、他の病院を紹介してくれるでもなかったし。
実際のところ、これから本格的に冬のインフルエンザのシーズンを迎えるにあたり、患者側がいちいち自分の症状を都度冷静に判断して、駆け込む病院を変えなければならない、などというのは正直、面倒くさいのだ(どんだけ元気な状況なんだか)。
「内科」の看板を掲げているんだったら、身体全般について面倒みていただきたいのよこちらは。

というわけで。
11時ごろに伺ったら、コロナはとっくに収束しているのに待合室は8割ほどの満席状態で。
受付で事情を簡単にお話しすると、診察は14時半頃になるから近くだったら一旦帰宅して、直近の検査結果を持参してください、と言われる。
…えっと、今日土曜日なんだけど、午後からでも大丈夫なのか?
とさすがに心配になったので、
「そちらはご都合、大丈夫なのですか?」
と咄嗟に言ってしまう。
いや、俺は今日の今日、状況が悪化するほどの病気でもないし(最悪、何なら在宅勤務になっている月曜日に出直すことも考えていた)。
…左側の看護師さんに笑い飛ばされてしまった。
このおふたり、いいコンビのようだ(^o^)
受付さえ済ませておけば、時間外になっても診察していただけるらしい。

部屋に戻る途中で行きつけの整体院に寄り、施術してもらう。
痛風云々、という話になったら、ふくらはぎの辺りをいつもよりも念入りに施術してくださった。
院長も痛風持ちなのだそうだ。

現状2ヵ月に1度程度の通院ではあるが、今後この新しい病院での「通院リズム」に慣れなければいけない。
とはいえ部屋に戻ったところで、特にやることもない。
この間に昼食を部屋で済ますことができるのは、ありがたいが。

先生には、直近の採血検査の結果を御覧いただいたが、ちゃんと前の病院名が書かれちゃってるわけで。
俺の乏しい語彙を総動員するまでもなく、事情をお察しいただけたようだ。
少し早口で何か話された後に、このところはPCR検査自体がほとんどなくて、コロナもすっかり沈静化したようだ、という話をしてくださった。
というか俺と同じような考えで転院してくる人がこのところ、多かったりするのだろうか。
内服薬の処方はそのまま引き継がれ、
「何か変わったことがあったら連絡してください」
といってくださった。
千葉で暮らしている限り、俺にとっては恐らく「最後の」かかりつけ医にするつもりだ。