多忙な日。

日付かわった午前 1:14、福島県中通り震源とする最大震度4の地震(居住地は震度2)。
…ちょっと多いな。
俺は気づかなかったが7日の午前4時頃にも茨城を震源とする地震があったらしく、これで3日連続になる。

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ぬこはよいな~自由で。


先週郵便物を受け取った、某業界既得権益団体との契約更新の件。
そのままコツ骨サマに丸投げしてあるのだが、今日やっとご本人出勤日。
利権には当然、「使用料」なるものの支払いが発生するので、上司を通さねばならない。
社長お気に入りのこのオンナ、昨夏のプロジェクトでは「ワタシ、明日から夏季休暇なんで」の迷言を残して途中で全てをぶん投げてしまい、俺も直接の被害を被ったひとりなのだが。
そもそも着任の段階であれやこれや就労条件をつけていたそうで、去年休暇の取得方法をきっかけにウチの上司と揉めた。
それ以来、上司と出勤日が重なる日は専ら旧社屋のパソコンを使って自席には寄り付かない。誰からのどういう指示なのか知らない「作業」を淡々となさっているようで、今どき小学生でも担任の先生とソリが合わないくらいではここまではやらない気がする。
ウチの上司はとっくにサジを投げていて、本人は知らないことなのだが、身柄を上長に押し付けようとしたら、その上長にも拒まれている…すでにアチラでも何かやらかしているのだろう。
そういう訳で、いったいどうするのだろうかと興味深く眺めていたが、表面上はどうということなく処理したようだ。

昼前からは、もうひとつの「俺、注目!」事案である御前会議。
今年のそのプロジェクトで先週トラブルの報告が外部からあり、紛糾必至だ。
案の定、上司がうんざりした顔で戻ってきたときは、正午をかなり過ぎていた。
俺には
「(隣課の連中が)聞き耳を立てているので、後でこっそり」
教えてくださるそうだ御前会議の内容。

その社長は今日、これ以外に特別お仕事があったようには見受けられなかったのだが、取引先からの連絡が俺に回ってきてしまい、社長との間で「伝言ゲーム」をやらされる羽目になった。
ご自身のスケジュール調整は、ご自分で連絡されたらどうでしょうか。

午後になって上司からは再び、「作業終了しているからこそ、社外から入ってくるわけなのだが、その作業終了の報告がこちらに降りてきていない」案件の指摘。
昨日全く同じことをやらかして、ウチの上司に怒られたばかりだというのに、「犯人」はまたチーフだ。
何度やっても懲りない。

昼過ぎにこれらとは別の取引先から入った電話が、上長から(なぜか)俺に回されてきた。
なにやら「押し付け」の臭いがしたので、
「『個別』の件ですか、別の件ですか?」
と返すと、「『個別』の件ではないようだ」というので、一旦上司に引き取っていただく。
以前から繰り返し、今回の件は「営業マターでの交渉ごと」になるので、と言っているわけだが、今回も同じことの繰り返しになり、当然この電話は上長に戻すことになる(さっさと決めろや!)。
それからはどうやら予想通りの長電話になっている様子で、他人事で「頑張れー」(棒)などと呟いてたが、これも俺の予想通り「全面敗訴」(^o^)になってしまい、俺は上長から内線電話で事後報告を受けた上司がブチ切れて怒鳴るところを久しぶりに見ることになる。
「来月分からはウチの課でやる必要はないから。ウチの課からは出せない」
と上司、どこまで本気なんだか。
いずれにしても俺は、差し替え用の書類作成に手をつけなければならない。
今の俺には、上司の血圧の方が心配だが。

そんな騒動が一段落した15時休憩前、上司から誰もいない作業室に呼ばれて、御前会議の顛末を聞かされた。
あれだけのことが起こったというのに上長、社長(がまた、知っててすっとぼける芝居を打ったらしいのだが)が話を切り出さなかったらそのまますっとぼけようとしてたらしい(呆)。
見かねた上司が話を切り出してくれたので改めて社長から問い質してみると、上長のもとには同様の事象が、俺が把握しているよりはるかに多い件数入ってきており、俺も目にしていたクライアントからの経緯報告依頼のメールには既に回答済みだという。
「法人としての回答」になるものだが、この時点で社長に返信文面の確認依頼すらしていなかったわけだ。
7月会議時点での担当者がいつの間にか変更になっており、というかうやむやにされており、この場では「全員で対応した」ことになっている。つまり当初予定されていた担当者以外の「誰か」を庇っていることが想像できる。
そして、担当者を変更するよう指示を出したヤツがいるはず…まだまだこれからも、我が社の名が全国に轟く機会はありそうだ。

同じプロジェクト関係では先ほどコツ骨サマから、そもそも案内が届いていないとの問い合わせがあった、という話を聞かされる。
上長の部署に赴いて受けた説明は、毎度ミニラが「ヤジる」中での会話だろうから、コツ骨サマをして俺への説明も全く要領を得なかったのだが(この要領を得ない感じからすると、電話で一次対応をしたのが他ならぬミニラ本人だった可能性も…)、それでも詳しく聞いてみると、上長麾下の「誰か」がその問い合わせ電話を受けたのは先週金曜のことで、コツ骨サマの出勤日である今日を待って、発送状況の確認という形でコツ骨サマに依頼が降ってきたらしい。
そう言われてようやく思い出したが、これも7月会議での決議を無視して、半月も早く案内発送しやがったんだよな。
なぜか俺が公休の日で、右も左もわからない(はずの)コツ骨サマに無理やり宛先リストを作らせて、俺が翌日出勤したら「発送済み」の報告だけが俺の机上にあって、目が点になったんだったそうだ思い出した。
というわけで今回は案内発送自体、俺は一切関わっていないことが判明したので、相談には乗れない。終了。

もう完全に、(管理職の)気合だけで突っ込む「八甲田山」に巻き込まれちゃってる。
来年はいっそ、引き受けるのやめたら…?(っていうか依頼、来るのか?)

そんなバタバタな中、退勤時間前の追い打ち。
世界的な半導体不足で確保困難なために納品延期になっていた新機材導入の件が一気に動く。
メーカーの担当営業から電話で、なんとか1台確保できたので、即納品してしまいたい、とのこと。
こちらとしては設置場所の確保が先決なので、その場で上司が上長に掛け合ってくれたのだが、月内は無理との返答。
メーカー側は、月内納品としないといわゆる注文流れになってしまうとのことで、一旦は2段階納品(一時置きの場所を確保した上で、12月に本設置)も提案いただいたが、当然これだと経費がかさむ。社内的には搬入日程を月末としてねじ込んだ。
なぜか「私が責任持って片付ける」と大口を叩くだけでもう1週間以上になるチーフが、設置候補場所の片付けなどデキようはずもなく、結局また俺と上司でやる羽目になるんだろうなーと思ったら一気に憂鬱に(俺は付属機器の手配もしなければならないのだが)。

同じタイミングで、「腹から声が出ない男子」が書類発行依頼の話を持ってくる。
そりゃーこの時間に持ってこられたら
「いつまでに?」
って聴くでしょ俺じゃなくても。
隣の部署では毎朝仰々しく朝礼なんかやってるくせに、何でこちらへの依頼は毎度「16時過ぎ」になるんだよ。
いっそ突っぱねてやればよかったが、そうもできない俺も人が善すぎる。
俺に問い質されて、内線電話で何やら確認していた相手はミニラで、これから出る納品に同封したい、と。
…17時までに(ミニラ返答)。
まぁ当初仕様に変更がない限りフォーマット通りの書類なので、ものの5分もあれば一式できてしまう(ようにしておいた。在宅勤務を通じて。)のだが、恩着せがましく16:50まで、俺の手元に止めておいた。
しかし今後、本件の申し送り担当はコイツになった、という認識でいいのか?(また勝手に変更されているようだが)
この一連のやりとりを見ていた上司、急に思いついたように「ちょっと社長のところへ行ってくる」と席を外された。
…12月賞与の俺への積み増し(交渉)なら、大歓迎ですが。

ひとつひとつの事象は我が社らしいっちゃー我が社らしいことばかりだったのだがしかし、ここまで重なることはあまりない。上司も俺も、この「波状攻撃」にはすっかりやられた(疲)。

俺ひとり、1時間残った退勤時間までの間、ひとりになれた静かな事務所で、データのバックアップと祝日出勤の下準備。
…やっぱ俺、ひとりが性に合ってるや。
ダンス教室か英語教室か。
換気のために開けられたどこかのビルの上階から漏れ聞こえてきた"Happy"(Pharrell Williams)に背中を押されて、退勤。
この曲、いずれまた俺が人前で歌うことが、果たしてあるのだろうか。