うどんと、かつ丼。

社長不在の水曜日。
誰からの指示で何をそう黙々とやっているのか知らんが、コツ骨サマは今日も朝から応接に、ひとり伸び伸びと陣取っておられた。
13時過ぎ、その応接のエアコン修理対応。
栃木出身の、今は山梨県人の修理屋さんは気さくな人で、予め電話で伝えていた「症状」から基盤の不具合とアタリをつけてきており、この交換だけで直してしまった。
てっきり機体の入れ替えを覚悟していただけに、半値程で済んだ修理代ともども、何よりも代替機を手配していたら(世界的な半導体不足で)恐らく年内設置は無理だろうと思われていたが、今日の今日から不具合なく使えるようになったお陰でこの先予定されている経営会議にも間に合ってしまった。



俺と上司が立ち会ったのだが、そういうわけで今やすっかり犬猿の仲の上司との同席を避けようとすると、必然的に点々とせざるを得なくなるコツ骨サマ。
15時からは引き続き、税理士先生が来訪する予定になっている。
結局のところ今日は、一周回ってウチの課の「自席」にいる時間が長くなっていたようだ。
いや、アンタの席(籍)は今月から上長の管理下に移動(異動)してるはずなんだが。
上長は未だに、コツ骨サマをアチラの課の席に座らせることを拒んでいるらしい。
逆にいったい何があったというのだろう?(あの上長が…とっても気になる)
昨日は作業室に俺が移設したばかりのPC前を「自席」と定めていたようで、面白いのは作業室周りが(旧社屋の時と同様)徐々に片付き始めていること。
自分にとって居心地いい場所にするための努力は、怠らないようだ(っつーか暇なんじゃ?)。
この勢いで順次、上長の階もぜひ…といったら上司からは、「アチラにはミニラという『高いハードル』があるから無理だろ」とツッこまれた(いやボケたつもりはなかったのだがな俺)。
まさに
「立ち回った跡には、草木一本生えないオンナ」(うまくない)。
旦那もさぞかし、居心地悪いことだろう。


誰も社員のいないエアコン修理の場で上司から、先日のプロジェクトでの不始末、結局パート職員がひとり、「詰め腹」切らされた顛末を聞かされた。
本来なら相応の肩書がある方々に対して行われるべき処置では?
実は以前にも同様のことがあった。薄々感じてはいたが、「あのとき」と全く同じだ。
前のブラック企業を辞めたときは、さすがに俺都合だったこともあって厚さ7㎜にもなるマニュアルを残してきた*1が、いつか俺が同じことになるようだったらその時は、管掌業務に関するマニュアルの類は一切残さないつもりだ。
それでも「パンくずリスト」のように成果物は(膨大に)あるので、俺と同等かそれ以上の事務処理能力があるヤツだったら難なく「復旧」できるとは思う。

税理士先生、今日は奥さまを伴っており、保険の契約替えだそうだ。
俺にとって実は、どちらもこの「本業」以前、自身の音楽活動時代からのお知り合いなので、初めて自席にいるところを奥さまに見られたのは、なぜだろうステージ上にいるのを見られるよりもハズかった。

この時期、まさに降ってわいた経営会議の招集状作成。
送付内容については先日、社長校了をいただいていたので*2今日はその発送作業。
社長から「内線」電話。え、今日来てるんじゃん?!
進捗について確認を求められたので、通り一遍の報告を終えると受話器を置いた後でつい、
「こんなに小さい会社で、経営会議ぐらい自分で招集しろよ社長だろっ!」
と大袈裟に毒づいてみせたら、その「周年イベ」の準備で出入りしてて居合わせたスタッフに、同情されて笑われた。
社長、経営会議よりも、さすがに目前に迫った「周年イベ」の方が心配で仕方なかったらしい、今日の不意を突いたご出勤。
夕方、上長とママ管理職が足早に社長室の方に入っていくのが見えた。

夕食、スーパーでうどんとかつ丼が盛り合わせになった弁当を久しぶりに買った。
いつの間にか、かつ丼側の器だけが猛烈上げ底になっており、ご飯が餅かと思うようだった。
もうなんか、いろいろと「限界」だろこれ。
岸田首相の「みなさまの声」手帳(だっけ?)にぜひ一筆、書いといて欲しい事柄。

*1:この会社での着任時に俺が渡された引継ぎ資料は、A4版3枚だけだった

*2:こういう段取りには卒がない俺だ