『声優ラジオのウラオモテ』

「間違いだらけで、ココまで来てしまった」
ではなく
「間違いだらけだったけど、ちゃんと今ここにいる」
…か。
同じようなこと、かつてのバンドメンバーと飲んだ時に言われたことがあるが、この言葉、当時の俺には申し訳ないことに全く響かなかった。俺よりも恵まれた立場の人からの物言いにしか聞こえなかったのだ。
こうして世代関係なく、毎回読むたびに色々と刺激を受ける二月公先生の本作も、早6巻か。
いつも読み進むうちに、途中でこのまま一気に読み終えてしまうのが惜しくなって、終盤になると意図的に読む速さを落そうとするんだが、先生の一連の作品は終盤、目が離せなくなって結局一気に読み終えてしまう…今回も。
(しかしこのトシになると、この手の表紙は持ち歩くのにさすがに恥ずかしいかも…)


実は最新6巻が年末に出ていたことは、今頃になって知った。
そういえば昨夜は「お風呂のお供」(読書)のネタが尽きてしまい、久しぶりにコミカライズ版の方を読み返していたのだが、単なる偶然だったのだろうか(呼ばれた?)。
会社近くの大型書店に行けば間違いなく入手できただろうし、帰りの電車内で読み始めてもよかったのだが、ここははやる気持ちを抑えて地元の書店に寄り道して買った。
こういうお金は1円でも多く、地元に落したいと思ったり。
しかしやっぱり、感染症対策で時短閉店になってしまっているショッピングモールに、定時退社後立ち寄るのは慌ただしい。
フードコートで夕食を摂る時間もなく追い出されてしまったのだった。