大学共通試験。

今週末はいよいよ大学共通試験。全国で受験生が越境移動しまくる。
この1年の全てが掛かっているのだから、今年も多少体調が悪かろうが微熱くらいなら無理を圧してでも受験会場へ向かうことだろう。
いずれにしても不要不急な俺は、着々と籠城の準備をしておく。
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そもそも公平性を担保するための大学「共通」試験だったはずなのに、こんな間際になって文科省から「個別に配慮するように」って、現場丸投げ通達が各大学に出たもんだから。
1年もあったのに、受験生たちほどの準備もしてこなかったことが露見してしまった。
だいたい当日、試験会場に辿り着けない理由は「コロナ周り」だけなのか?
その人たちだけが「もうワンチャン」用意してもらえるってのは果たして「公平」なのか?
簡単に「受験機会の公平性」とか、いうよねぇ~。
もういっそ、運動会における「着順を設けない徒競走」みたいなことにすればいいんじゃ?(そこまでやれば「公平」かもな)
「選抜」試験をやっている時点で「公平」だとか言い出すから、話がややこしくなるんだよ。
このニュースは何度見ても腹立たしい。

と思っていたら試験当日の今朝、「逮捕の少年」というトレンドワード。
名古屋から上京してきた高校生が東大前(本郷の方)で、受験生2人と通りがかりの高齢者をナイフで切り付けたとか。
怪我をされた方々には本当にお気の毒だが、さすがに今回はコロナ以外の理由であっても再受験の機会が与えられるという。
一方で運悪くこの一連の事件を目撃しちゃって、心に大きなショックを抱えたまま試験を受けざるを得なかった受験生たちは、果たして「本来の実力」を出すことができたのだろうか、できる状況にあったのだろうか。