性格、悪いので。

1月分の月末処理は、「腹から声が出ない男子」が月跨いだ今日になって、ようやく持ってきやがった。
これを俺が報告の形にまとめないことには、一円もお金にならない仕組み。
「今月はもう、ボランティアでいいのかと」
と言ってやったら、
「そんなわけないじゃないですか」
と意味不明にマッスグなツッコミ。
いや、そこはまず「遅れてすみません」でしょうが。少なくとも俺は昨日一日、待ちぼうけだったんだぜ。なに逆ギレてんだよ。
皮肉が全く通じないタイプらしいので、来月も同じことやりやがったらもう少し毒多めで言い返してやるとするか。
結局、遅れたことに対しては何の相談も理由の説明もなかったのには、振り上げた拳のやり場がない気分だったので、同じように雑務が積みあがってしまって「今日予定していた仕事にまだ着手できない」と言っている上司との無駄口の中で、
「俺なんかまだ、『昨日の仕事』やらされてるので」
と再三(隣の部署に聞こえるように)言ってやったが、伝わっただろうか。
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そういえば福岡の常連さんからのお仕事は、こちらが反応を返しといたところ、俺の予想通り2日以内にお返事をいただいた。
こうなることを見越していたのでお返事を待たずにアケボノ(仮)*1に、その返しとなるお仕事を先月26日には頼んでおいたのだが、その後一向に進捗報告が上がってこない。
コイツが絡んでこういうことになるの、実はもう3度目。
なので絶対に俺からは、督促してやらないつもり。
毎度毎度、俺への仕事の依頼は「即日」で結果を求めてくる癖に、俺からの仕事はとにかく無条件で後回しにしやがる、挙句に忘れる。

何日後になるかわからないが運よく思い出して、向こうから「恐れ多くも…」と差し出して来たら、
「わぁ、憶えててくださったんですね。ありがとうございますっ!」
という皮肉のひとつも返してやろうと思って、手ぐすね引いて待っているところ。
前回のように俺に謝られても、謝る相手が違うだろう、と突っぱねる気、まんまんだ。

一方、一切のリターンがないまま俺に、新たな依頼をしてくるのが先だったら、
「人にモノを頼むときはまず、その人から何か頼まれてなかったかなーって思うクセをつけといた方がいいと思いますよ」
くらいは、言ってやるつもりだ。
何の件だったかは、二度と教えてやらない。互いに忘れないためにちゃんと、社内発注伝票というものを手渡してあるのでね。
それ自体を「紛失」などということになっていたら…さて、どーしてやろうか。
なにせこの会社では性格悪いのがウリなので、俺。
我が社の「非常識事態」をこうして書きつらねていくのも、そろそろ飽きてきたな。

そんな一日の帰りがけにFAXが届いており、俺が起票した伝票の受領返信だったのだが、宛先が違う会社名になっていて、一気に血の気が引く…(こーゆーの、コピペで作ってはいけません!)。
ひとまず受領印はいただけてたので、その後の互いの手続きに支障はなさそうではあるが…ホントに申し訳ございませんっ。
どうもこのところ、この手の単純ミスが増えてきた。
元来が几帳面だったはずの俺も、ついに「業界最底辺の実力」に染まってきてしまったようだ(ユルみすぎ!)。

そんな2月の始まりに。
どん底気分の足取りで駅へ向かった帰り道。だが気を取り直して、今日は待ちに待った『宅録ぼっちの俺が…』2巻発売日。
いつもの地元のショッピングモール、その中の大型書店へ寄り道。
目視では見つけることができず、さりとて今日が発売日のはずなのに、平積みもそれとわかるPOPも発見することもできず、扱いの薄さにはちょっと意気消沈。手詰まりから店内の在庫検索用端末を使わせてもらったところ、すでに「0冊」の表示…なにこの競争率の高さ。
そんなこんなであっという間に(時短営業中のため)閉館時間に。
発売当日に閉店間際の書店に飛び込んで入手できるほど、世の中甘くはなかったか。
各店舗で次々と閉まっていくシャッターの音に追い立てられるように、手ぶらでの帰宅となってしまった。
つらつら思い返すに俺の人生、これまでもだいたいいつも、こんなオチだったような気がしなくもない。

*1:しつこいようだが女性