薬師の湯

の入り口には、新たに(無料)足湯の設備ができていた。14:00を回った平日の内湯は、無口な地元男性陣が俺のほかに5人だけ。走り回るガキなぞおらず、ゆったり。20平米ほどの大きな湯船につかり、背を伸ばす。露天こそないが、一面大型ガラスの窓の外には、この地域のシンボルともいえる、四阿屋山(あずまやさん)が霧の中に浮かぶ。
階下のマッサージ椅子は、豪勢な新型が2台入っていた。
なぜか「200円」と書かずに「100円×2枚」とある。すぐ横に以前からの型のが一台あり、こちらは「100円×1枚」。
(経営)欲がないんだか、素直なんだか・・・。
この右側にパーテーションの一角があり、中がマッサージ室(有料)になっていた。これも以前はなかったサービス。休日は以前に比べても、それなりに賑わうようになったのだろうか。
マッサージ椅子でくつろいだ後の、俺のお定まりは、畳の大広間での昼寝。大の字ならぬ「人」の字になって。このまま出れば15:48のバスに間に合うのだが、一本見送って16:51に乗ることにする。
PHSはもちろん圏外、万歳〜。
万が一にも寝過ごさないように、アラームだけセットしておく。
手元の案内文を見るともなく見ていたら、「平成17年5月に、源泉変更」とある。温泉法の改定に伴う、表示の変更程度かと思ったが、気になったので出る際にフロントで聞いてみた。前の源泉は湯が枯れてしまったので、県道の向かいにある国民宿舎両神荘」とともに、源泉を変更したとか。泉質はそのままのはずだが、phが9.7から9.2になっているとのこと。