やっぱカラダ弱いよなぁ、俺。

たまに今度のように自分の健康管理にしくじったりすると、強烈に自覚させられる。今回は、潤哉さんに教えてもらった「滋養強壮薬」を内服して3日目あたりから、それまで風邪薬が効かない感じだった症状が急速に回復に向かった。さすがに風邪薬で消化器官が疲弊しているので、皮膚への影響はナシ、とはいかなかったが。ステージ上で声が出ないことと比べたら、いたしかたない。
喘息が持病だった小学生時代はともかく、今はこういうことでもないと、自分が体力ないなんてことは本人(恐らく周囲の人間も)すっかり忘れてるんだが・・・ご迷惑とご心配をおかけしました。
そんなわけで火曜日は本番前最後の練習にも関わらず、風邪をこじらして休ませてもらっていたので、まともに声を出していない、というちょい不安を抱えつつ、本番前練習の場である弘明寺へ。

最寄りのバス停では、目の前でバスに行かれてしまった。関東は雨の土曜日。反対車線は絵に描いたような渋滞で、こりゃ次は時間通りに来ないな(バス)、と腹を括って駅まで歩く。早速、病み上がりに鞭打つ展開。寒空に大汗となって駅へ到着。
横浜駅の「乗り換えるヤツなんか知らん」っていう意図がにじむ複雑怪奇な乗り換え経路は、想像しただけで憂鬱になる。わずかに遠回りなのだが今日も品川にまわって京急に乗ることにする。一本待って乗った快速特急2100系では、車内で「トレビジョン」というテレビ試験放送をやっていた。京急は鉄道好きには魅力たっぷりな電鉄だが、俺に語らせるともちろんそれだけで長〜い文章になってしまうので、ここでは割愛。
いずれも快速特急が停まる、横浜で降りて後続の各停に乗り換えるのと、上大岡まで行っちゃって一駅戻るのと、どっちが早いんだろう、などと考えていたら、横浜で降りそこなう・・・否応なく上大岡から一駅戻り。今朝、「途中下車の旅」で横浜市営地下鉄を放送していて、丁度上大岡の「●ルヘン」という喫茶店内水槽にケープペンギンを飼っている、というのを見た。店の背景に京急の高架線が見えたので、どの辺かなぁ、と車窓から探すともなく探していたら、駅手前の左手角に店そのものが見えた。
近々天気のよい週末に、カメラを持って(京急の)撮影に繰り出そうと決意する。
かようにテツは、移動に際して退屈を知らない人種でもある。来るかどうかわからない貨物列車を待って山の中、カメラを抱えて数時間じっといたこともあるし・・・(これは中学時代)。

すっかり習慣になった弘明寺駅前マックで、ひとり早昼。楽譜にざっと目を通す。
13:00すぎ、みんなが揃ったカラオケボックスでは声出し、初出し曲のおさらいなどやってから、15:00地区センター音楽室へ移動。今日は見学の方がいらっしゃる予定。
声の出し方を忘れたわけでもないが、個人的には喉のコンディションに気をとられると歌詞にハッとする瞬間が何度かあり、歌いなれた曲ですらちょっと不安。ともかくここは、ゆっくり暖機運転か。焦らず本番までにカラダを起すことにして、リードの声量は7割程度に抑えておく。ちょっと大きな声を出そうと思ったら、ガサガサになったので。「青春の影」ではGのスケールに届かない感じがもどかしい。普段はここまで(キーが)上がっちまえば、却ってラクというくらいのもんなのだが・・・個人的にはお恥ずかしいリハーサル風景となってしまった。
俺が一回、練習を休んだだけだというのに、ゆたかさんのリズムの取り方が曲によってはかなり変わっていて・・・思わず先日の練習にいたはずのまほちゃんまで、歌っている最中に俺に目線・・・っていうか俺のせいじゃないんだが。「単に目があっただけです」・・・そですか(そうでしょうね^^)。