は、毎度おなじみ「福しん」。

で、とぐろ巻いております。
もはや恒例、ジャーマネ嬢からのダメ出し…は、なんとありませんでした(却って怖かったりして…)。
まぁ立ち位置関係で、新たな「法則性」が発見されたりしちゃったんですが、その辺はまた機会があったら書く、かも知んない。
俺はすっかり酔いも手伝って、「盛り上げ一方通行」なライブのあり方について、すっかり斜に構えた意見で熱弁を奮っていたりする(大迷惑!)。
アカペラ・イベントに限らず、全てのバンドが自分たちのステージでの終盤に向けて「盛り上がっていく」という「お定まり」のスタイルが大の苦手で。手拍子を強要されたり、一緒に歌わされるのはもっと嫌い。恐らくちょっと自意識過剰なせいで、俺の側の問題なのだが。
それでも(今夜のように)気付くと一緒になって盛り上がっている、ということがあるのは、バンド側が観客の乗せ方に長けていて、自然な流れになってるんだと思う(こっちも酒が入ってることもあるが)。
ということは、どうも突き詰めて考えるに既定路線として強要が見えちゃったり(お約束)、とか「力技」が苦手、ということらしい。
WINS阿佐ヶ谷では日頃から、「安易に手拍子叩かせるような曲は歌わないぜ」などとすっかりひねくれてみせていたのだが、その俺が演奏する側として今夜は、すっかり気を良くして客席に向かって手拍子を煽ってたりする。何か一緒に参加したい、という客席側の空気を俺なりに感じたから、ではあったが。
今日はノリのいいお客さんたちに、こちらがうまく「乗せられた」体、だったな〜、と思う。
音楽の(多角的な)楽しみ方をよくご存知なお客さんに恵まれた、いい夜だった。

ここ、On The Roof+での一連のブッキング・ライブ、実は今回をもって当初企画の一応の終結となった。
さて。次はどこで、どんな楽しいバンドや素敵なお客様たちと出会えるのか、これはこれで新たな楽しみ。

その日までに、飲みすぎて「DINS阿佐ヶ谷」?!(とかWDNS阿佐ヶ谷…とか)にならないよう、気をつけましょう(お互いに!)。