練習内容については、バンドブログの方に書いたので。何がきっかけだったのか年末からこのところの「アウトプット熱」は、ようやく収束に向かいつつある模様で。
毎日の出来事を逐一記録しないではいられない、といった気分はさすがにだいぶ薄れてきた。
とはいえこの連休中の私的お楽しみを列記して休みの到来を待ちわびていた割には結局、雑踏恋しさに近所のスーパーにできたイートインに、ノートパソコン持参で足しげく通う「ノマド・ワーカーごっこ」な日々になってしまった(決して自分の部屋がゴミ屋敷になってしまったわけではないんだが)。
これはむしろ、俺のライフゲージ自体が徐々に下がってきちゃってる兆候なんじゃなかろーか。
一方で俺は存外こういう仕事のやり方が向いているのではなかろうか、などと思い込む。
その職場環境では早ければ2月上旬にひと波乱ありそうで、実は内心穏やかでない。
世間的にも「5月に10連休」などと馬鹿げた事態になりそうなこともあり、この勢いを駆って転職しちまうのはどうだろう、など密かに考えたくもなる*1。
この連休といえば成人式だが。
自身の成人式は予備校の授業にあたってしまい出られなかった僻みもあって、未だに振袖女子に拒否反応がある。
自分の頭で考えもせず親にカネ出してもらった「お揃い」の振袖で、何が新成人か、と思う。
ハロウィーンや仮装パーティーの方がまだ、ちゃんと自己主張できてるだけマシに映る。
オトナへの門出は何よりまず「空気読め」から始まる、ということか。
めでたいねー、めでたいよ、ああ「おめでたい」。
衛生状態や医療が十分でなかった頃なら、「人生50年」の時代に子どもが20歳まで生きられたのなら、そりゃ家族にとっても意味のある「慶事」だっただろーけどさ。
若者の間でもこれほどまでに貧富の格差ができてしまった*2社会状況を思うと、マスコミもそろそろ取り上げ方を考えた方がいいと思うのだが、スポンサー様の存在、というものがあるので、そう話は簡単なものでもないらしい。
www.katariba.or.jp
そういえば年末休みから1度も、部屋のテレビの電源を入れてないことに気付いた。この間、ニュースや天気予報すら、見てないわけか。何とかなるもんだな日々の生活。
それにしても成人式だ卒業式だと、こういう自身の人生の「節目」がうまく運んだ記憶がないよなー俺。
総じて何事も、終わりどころを失ったままだらっと続いている感じだ。
次の「卒業式」は、人間辞めるときだな多分(笑)。
WINS練習の日曜日。
珍しく前日に空きがあったので個人練習の予約を入れて、練習前の1時間、別のスタジオでドラムを叩いていた。
オルタネート・スティッキングの練習2度目にして、早くもタム回しの身体のひねり方のコツ、のようなものが、掴めたような気がしたりしなかったり。
ダブル・ストロークは相変わらずで、スネアだけでも梃子摺るというのにタムとのリバウンド強弱の違いに戸惑うばかり。で、今日もドラムに「遊ばれて」たまま、終了~。
一見俺らしくない、身軽で行動的にみえる年明けだが、実はこれが寝込むほどの風邪の引き始めだった、ということが過去に何度もあるから、我ながら全くもって油断がならない。
因みにアカペラ・バンドの練習にこうして楽器を持ち込むことは、俺でもときどきあるものの、練習中は休憩時間といえども、(メンバーがとりわけ興味を示さない限り)楽器を取り出すことはない。以前所属していたバンドで、休憩になると無心にウクレレの練習をしていたメンバーがいて、それが俺には周囲との関係を一方的にシャットアウトされたようで不快に感じた経験があるからだ*3。
一旦スタジオを出て、ロビーでメンバーの到着を待っていると、入れ替えでスタジオから出てきた20歳代くらいの混声アカペラ・バンドの人たちが今後の演奏予定について延々と立ったまま打ち合わせをしているのが耳に入ってきた。5月の「アカペラ公園」に出演希望らしい*4。
メンバーでも先輩格(?)の男性から「一見の価値あり」なバンドとしてコッ○ンズ*5の名前が紹介されており、「男声4人なのに、7人分くらいの声量」「ハモネプ以前のレジェンド・バンド」とのおことば。
俺もひとつのバンドをずっと続けていたら、自分の子どもでもおかしくない若者たちからそんな評価のひとつもいただけたのだろうか、などとふと思う*6。
正直なところ俺は今の形態で歌い始めて以来ずっと、「カタマリ」であるバンドへの評価を気にしたことがない。
もちろんバンドの構成員として、日々バンド全体の演奏レベル向上に様々な形で尽力するのは当然としても。
どこかのバンドの一員としてよりも、歌い手個人としてどの程度評価されるのかが個人的な興味関心事項で、そうでなかったら今でも大人しく合唱続けてただろう、多分。
そして、パート別に特殊性・専門性はもちろん異なるものの、バンドとはそういう歌唱「個人技」のぶつかり合いの場だとずっと思っており、これまで自身が関わってきたバンドも少なからずそういう色合いが濃くなっていた。
そういう風にしか音楽と関われないのが今の俺の「限界」、なのかも知れないが。
大先輩バンドのスローガン、「アカペラである前に、歌でありたい」の俺的拡大解釈版。
たかだか4~6人くらいの演奏形態で、伴奏役、とか脇役、とかをこさえている人的余裕はない。
ひとしきり演奏が終わったら、お客さんがメンバー全員の顔と名前を覚えてるってくらい、キャラ押し(^^; は強くないと。
話は逸れるが、俺自身が人の顔を覚えるのが苦手なので、観客側に回ると5人以上のバンドでもうキャパ一杯、メンバーの峻別がつかなくなる(必ずそっくりさんが1組くらいいるんだよなー、5人以上になると)。
このところ自身のバンドも4人組なところばかりなのは、音楽的要請でも、ましてやバーバーショップ・スタイルが起点だったからでもなく、実は俺個人のこういった事情からだったりする*7。
アレンジを手がけたことがある人ならわかってくれると思うがアカペラの場合、とりわけ4人と5人ではアレンジの自由度も大幅に増え、出音も全く違って、見た目「ひとり増えただけ」以上に全く違う音楽になる。
一方で、メンバー間の人間関係も複雑化し、自身の経験上では倍の人数(8~10人)になったくらいの感じになる*8。
楽器(の操作)を通して演奏に関わるのと違い、アカペラの場合は想像以上に「身体演奏」を伴う直接的な音楽であるが故、だと思っている。
やむを得ない事情で一時的にメンバーが変わる(ヘルプ等)場合、楽器バンドに例えればシンバルがそれまでジルジャンだったのが今日はパイステ、ってくらい大きな違いになってしまう(^^; (わかりづらい喩えですみません…要は楽器編成そのものが変わるくらいの一大事、といいたいわけで)
WINS練習後の「新年会」は、年明け初回からなぜかおっさん3人飲みになってしまい、さすがに「餃子40個」でもないので王将に行った。
いつも以上に取るに足りない会話がダラダラと。
個人的には珍しくやや飲み足りない感じが残り、しかしさすがにもう真っ暗な「江戸川」に途中下車する気力もなく、自宅の冷蔵庫にあった缶ビールでひとり飲みなおしとなった。