2006-08-13から1日間の記事一覧

あの頃、身動きできなかったはずの俺が、今もちゃんと生きてるだけじゃなく、こうして歌い続けているんだから。 彼女が今、どうなってるかだって、わかりゃしない。 老親の介護に明け暮れているかもしれないし、子どものお受験対策に振り回されてるかもしれ…

自分たちの演奏が終ると、お客さんで満席の店内を出て、店の入り口にまいたけさんが用意してくださった簡易ベンチに座って、ビールケースをテーブル代わりに、肴にビール。そんな「縁側」気分がとても居心地よく、こうして埼玉の夜は更けていくのだった。文…

「季作」は、30平米もないんじゃないか、というカウンターとお座敷だけの、飲み屋(ほぼ想像通り)。 縦長な店の一番奥に、ステージ(というか立ち位置)をしつらえて、お客さんたちが三々五々集まるのを待つ。 そんな店の前では、ウクレレ教室が始まってし…

「誰にだって、鬼門とされる場所ってあるもんだ。」 俺の打ち明け話を聞いたメンバーの、一様な反応。 かつて俺に、ステロイド剤を切る決断をさせたヒトが住む町は、すぐ隣駅なのだ。 俺にとっての「中央線」は、この「宇都宮線」だったりする。 そういって…