深夜、特急便

知り合いのライブに顔を出したり、酒が入っていたりして、「もうどーでもいいけんね俺」といった心理状況で深夜の東京駅。
中央線のホームに上がったら特急電車がいたりして。
同じような酔っ払いがあふれるホーム、ちょっとの出費で座って帰れるんならまあいっか、で自販機で特急券(自由席)を購入、するわなそりゃ。
飛び乗ってガラガラの席に座って、ほっと一息ついて。
途中の新宿でどっと乗ってきて、特急といえど自由席はいっぱい。
丁度車内検札が、前方から始まったところ、吉祥寺を通過したので、さて降りるべ、と席を立った
・・・通過です三鷹・・・なぜ?
信じきっていたものに裏切られ、咄嗟に何が起きたかわからんかった(そんな大げさな)。
同じ特急でも、「あずさ」号が止まらない、のは重々知っている。
今、俺が乗っているのは「かいじ」号だ。日ごろ、駅に停車しているのを目にしていたというのに。
オマケになんだか、アイツ特急券持ってなかったから検札逃れして後ろへ逃げやがった、みたいなことに・・・。
(とりあえず「のぞみ」号でなくてよかった、とだけいっておこう)