昭和歌謡

f:id:oku_anijin0406:20190609013750j:plain
俺は幼少のミギリ(笑)、喘息もちで虚弱体質だったので、夜は8時には強制的に就寝させられてた。

そういう訳で、いわゆる歌謡曲とか流行りものには喘息の治まる中学2年生頃まで全く無縁で、同級生ともある曲を通じた共通体験といったようなものがほとんどないままに過ごしてきた。
そんな俺に、いまさら「昭和歌謡」とかいわれてもなぁ、というのが正直なところ。
もちろん令和な現代に通用する曲もたくさんあるのはわかっているが、俺にとってはそもそも自身の過去や同世代との共通体験を懐かしむといった「ベース」が欠落しているので、今出来の曲を聴くのと何らかわりがなく、つまり昭和の当時に相当進んだ試みだったか余程個性的なものでないと、文字通り今の俺には響かない。
それでも次世代に歌い継いでいきたい、という気概は意気に感じるものの、誰もが知ってる「上を向いてあるこう」なんかに代表されるような昭和歌謡って俺にとってはなんだか貧乏くさいだけで*1、「歌い継」ごうという気概をもったアカペラグループは俺が知ってるだけでもすでに数多あるので、自分に無理してまで俺がやる必要性は全く感じない。
近頃なんだか、ぶっちゃけ選曲がペ●魚(^o^)/に似てきてねぇか、っていう感じになっちゃうのも、今さらながらにいじましく(?)感じてしまい、どうにもいただけない。
そもメンバーが変わってもこうなるってーのは、俺ってこういうのを歌うヤツだと思われてるのかねぇ。それなりに結構ショックなんだが。
気づけば昭和って、もう三時代も前だ。昭和の当時に三時代前といえばなんと明治で、自身の祖父母が生まれ育った頃というともう、歴史の教科書に載ってます、みたいなイメージしかなかったよな。

…とまぁゴロ撒いてみたところで、実際に練習で音にしてみたら、思わず顔を見合わせて「クスッ」としてしまう場面もあったりして。
こうなるとアレンジャーの思う壺(笑)。
要するに、「顔を合わせている相手をぶん殴れるか」じゃないが(笑)、ひとりの部屋でかように陰々滅々と思いつめていると碌なことにならない、という実例。
やっぱちょっと、俺のやりたいこととは違うんではないか、という疑念は解消していないものの。

さていよいよ明日から、次の給料日までの約2週間、「第一次出費統制」(昼食抜き)の発動であーる。
5月の10連休のツケを、何で俺が今頃になって払わさなければならないのかわからんが。

*1:もちろん歴史に残る名曲、なんだけど、それはあくまでも坂本九さんが歌っているものだからであって…。